神奈川県厚木キャンパスキャンパスブログ ブログ 2021.05.27 通信制高校 サポート校に全日制のような学校行事はあるのか？ 素朴な疑問にお答えします。

「普通の学校のように、通信制高校 サポート校は行事があるんですか？」と言う質問が多く寄せられます。

まだ、マイノリティかもしれない通信制高校 サポート校ですが、そもそも通信制高校 サポート校に通っている生徒がどのような学校生活を送っているのかは、広くは知られていないものです。それぞれの学校さんにもよりますが、KTCおおぞら高等学院では、写真のように入学式から始まり、卒業式はもちろんですし、新入生歓迎会や学院祭など、単位修得とは別の活動として、行事を実施しています。生徒の行事はもちろんのこと、保護者会や講演会など、保護者の方にご参加いただく機会も設けています。

大きな違いは、広域通信制高校のサポート校というスケールメリットを活かして、卒業式に関しては、サポート校ごとの卒業式の他に、屋久島おおぞら高等学校の卒業式も代表の生徒は参加します。2018年度の様子はこちらからご覧ください。
https://www.ohzora.ac.jp/relationship/generations/graduation.php
昨年度は新型コロナもあり、屋久島ではなく、全国の卒業生をZoomでつないで、オンライン卒業式も行いました。

また、部活動とは違う形で、各生徒が自身のやりたいことに時間を使うことができるのも、全日制との違いかもしれません。テレビの中国語講座をたまたま見ていて面白いなと思ったことをきっかけに、KTCおおぞらのカナダバンクーバーへの長期留学で、異文化の友人ができたことから気持ちは加速、中国語の勉強を自分で取り組み、大学合格の切符を勝ち取った生徒もいます。

行事を含めて、何かをやらされてやるということではなく、「何を自分はやりたいのか」そんな心の声がとても大事です。ただ何をやりたいのかを自分自身で認識をするところは意外と難しい。というより、そういった問いを投げかけられる機会そのものが、意外と少ないと思います。ちょっとしたところに、きっかけが転がっているかもしれませんし、それはわからない。そのきっかけをつかむためにも、KTCおおぞらのコーチも「やってみようよ」「参加しようよ」と背中を押します。

今回のブログは、よく質問をいただく「通信制高校 サポート校は行事があるのか？」の回答でした。世の中には様々な特徴のある教育を実践している学校が、意外とたくさんあります。ぜひ、高校選びの参考にしてみてください。