神奈川県厚木キャンパスキャンパスブログ

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こんにちは。入学相談室です。
早いもので今年も11月になりましたが、ほぼ毎日高校生の保護者様からご相談のお問い合わせがございます。
現在、全国の高校の長期不登校の生徒数は54,000人弱となっています。
※参考データ:令和2年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について
文部科学省初等中等教育局児童生徒課

不登校になってしまった原因は様々なケースがあるのですが、お子様が学校に行けていない現状から「次の一歩」に進むためには、原因・理由の追及・解決は、意味がないことがあります。もちろん、原因や理由を知ることはお子様の理解につながるため、全く意味がないわけではありません。

一方で、高校生活に苦しんでいる生徒の中には「どうして不登校になったのか自分でもよくわからない(でも学校には行きたくない、でも行かないといけないことはわかっている)」という生徒もたくさんいます。

自分で原因がわからないのに「何があったの?」と問われると、悩むばかりで追い詰められる可能性があるのです


また、学校を休むきっかけを特定・解決できたからといって、「次の一歩」に進めるとは限りません。
というのも、原因を解決できても、学校に行きづらい新たな理由が発生することもあるからです。

例えば
①友人との関係が悪くなり学校に行きにくくになる。
②しばらく経って友人との関係が悪くなった原因がお互いに誤解をしていたことが判明する。
③友人関係は解決したけれど、「休んでいる期間に昼夜逆転になっていた」「勉強についていけなくなっていた」「クラスメイトの目が気になる」などのため、学校に行けないことが続く。

このようなこともあります。昨年度と今年度は、コロナ禍の学校の状態・状況も大きく影響したと思います。

慣れないリモート授業やたくさんの課題、都度変わる予定変更、立て直すきっかけをつかみたくても、追われるように毎日が進み、結果として状況を変えられないスパイラルに陥ってしまいます。

原因は解決の方向に進んでいても、立て直しのきっかけを掴むことは、かなり難しいです。
したがって、原因にこだわりすぎず、お子様と一緒に「次の一歩を踏みだそう」と、将来のために頑張れる場所が他にもあるということも、知っていただくだけでもお子様にとっては大きな前進になります。

KTCおおぞらでは、毎週木曜、金曜、土曜、日曜に個別相談を受け付けております。
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厚木キャンパスでは、好きを見つけて、増やして、つないで、そして高校卒業後の進路では、一人ひとりが「こんなことをやりたい!」と意思を持って飛び立てることを目標にしています。