神奈川県厚木キャンパスキャンパスブログ ブログ 2022.03.24 住環境デザインコースで学べること ~他人から評価されることの大切さと重要性 模型製作を通して~
https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=2424/reserve/?kubun=3&event=002&campus=24こんにちは、厚木キャンパスです。おおぞらには、全国の生徒と競い合う【おおぞら杯】という大会があります。
その中でも【みらい学科™】に所属している生徒のみが参加できる【みらいカップ 住環境デザイン部門】の決勝の様子をお伝えします♪
みらいカップとは、みらい学科に在籍する生徒のための成果発表の場です。全国の住環境デザインコースの生徒が、グランプリを目指して住環境デザイン部門に出場しました。
住環境デザイン部門の今年のテーマは「住宅にまつわるSDGs」。住宅に関連する社会問題に目を向け、それを解決できるような住まいを考え、模型を製作し、プレゼンを行いました。
厚木キャンパスから出場したのは、チーム「曽我氏」。
3年次生のソガくんが、約半年間かけてSDGsに向き合い、探究し、模型製作やプレゼン準備を進めてきました。この長期間の努力の甲斐あって、全国の出場チームからわずか8チームだけが進める決勝に進出することができました!
そして、決勝当日。
全国から集まった8チームが力作の模型を手元に、一生懸命プレゼンを発表し、審査員の方に審査していただきました。
今回いただける賞は3つ。グランプリと、審査員(※住環境デザインコースの専任講師)御二方からの審査員特別賞が2つです。
プレゼンをするまではものすごく緊張していたソガくん。あまりにも緊張している様子に、うまくいくと良いなとコーチも少し心配していました。が、しかし! 本番になると「やるしかない」という気持ちに切り替わったのでしょうか。緊張を一切感じさせない、自信に満ち溢れた素晴らしいプレゼンを発表してくれました。
さて、そのプレゼンの結果は、今回は残念ながら、賞をいただくことはできませんでした。
と、思いきや!
審査員の方々から「もう一組どうしても賞をあげたくて、運営の方々にお願いしました」というお言葉が!
なんと、チーム「曽我氏」は「佳作」賞をいただきました!
ソガくんのプレゼンが、3つの賞を獲得した各キャンパスと本当に僅差を争っていたそうです。だからこそ、審査員の方々に"追加で特別に賞をあげたい"と思っていただけたようです。
当初は、3つの賞の発表が終わった段階で「賞がいただけなかった」と思って、ソガくんもコーチも多少なりとも落ち込んでいましたが、こんなサプライズがあるとは思ってもいませんでした。
担当のコーチが、驚きと感動のあまり涙をぬぐっている姿を見て、ソガくんは「えっ、なんでですか」と驚いていました。こうしたソガくんらしさを真っすぐに追求した結果が今回いただけた賞なのだと強く感じました。
決勝を終えたソガくんにインタビューをしました♪
■お疲れ様でした。そしておめでとう! プレゼン発表をした感想を教えてください。
―――ありがとうございます。すごく緊張していて本当に発表するのがイヤで...、ずっと憂鬱な気持ちだったんですけど、でも何とかやりきれてよかったなと思います。コーチが目の前のホワイトボードに「ゆっくりはっきり元気よく」「スマイル!」とポイントを書いてくれていたので、それを意識しながら発表しました。カメラに映っているので、姿勢にも気をつけました。自分の発表が終わってからは緊張からも解放されて、すごく純粋に楽しめました。とても楽しかったです。
■佳作という特別な賞をいただきました。気持ちを率直に教えてください。
―――最初、発表されたときは「受賞できなかったな」と思っていたんですけど、特別に賞を作っていただけて、その賞に自分を選んでいただいて、すごく驚きました。
■今回、ソガくんは大きな挑戦を経験しました。製作期間は半年以上にわたりましたね。そんな挑戦をやりきった曽我くんから、今何か物事に挑戦しようか悩んでいる人へ、ぜひメッセージを!
―――自分のやったことを人に評価してもらうことはとても大事なことだと思います。例えばものづくりをするんだったら、それを見て人がどう思うか・どう感じるかというのを知るのは大事なことだと思うから、今回建築のプロの人に見てもらえたことは貴重な経験だし、ありがたいことだったなと思うので、チャンスがあるうちにぜひそういった経験をしてほしいなと思います。
この経験を通して、ぜひ次の進路でも大きく成長して、すてきな大人になってほしいと思います。本当におめでとう!