千葉県千葉キャンパスキャンパスブログ ブログ 2022.12.23 個別指導コースでの新しい授業の取り組みを紹介！ Part.1

皆さん、こんにちは。入学相談室の中村です。今回はおおぞらの「個別指導コース」で行っているグループワークをご紹介します。

まずおおぞら高校には「基礎コース」と呼ばれる全日制高校と同じようにクラス単位で
授業スケジュールに沿って学習を進めていくコースと「個別指導コース」という、個々に課題に取り組み自分のペースで学習を進めていくコースなどがあります。個別指導塾のようなイメージで、数学や英語などのスペシャリストが一人ひとりの苦手に寄り添い、時には小学校で習うところまで遡り、本人のペースに合わせて丁寧に教えていきます。なので集団が苦手、学習面や人間関係に不安がある、朝は体調が整いにくい、気持ちの面で波があるなどの生徒も安心して学習に取り組むことができます。
でも、個別指導コースのデメリットは人との関わりが広がりにくいこと。そこで千葉キャンパスでは、学年に関わらず生徒をごちゃまぜにして定期的にグループワークを通じてコミュニケーションを図っています。中には、自分の意見を言えない生徒、逆に自分のことばかりしゃべり過ぎてしまう生徒など、一人ひとり学びのテーマは様々ですが、多様なゲームやお題に対して、チームで話し合ったり協力したりしながら少しずつ、人に慣れること、傾聴すること、発言・伝達することなどを経験していきます。こういった経験は、人と人との繋がりの中でしか育むことができない大切な機会だと考えています。

これまでにもたくさん重ねてきたグループワークですが、今回のお題は年末を締めくくるに相応しく、「個別指導コースを紹介するポスター作り」でした。3つのチームに分かれ、それぞれの生徒が自分のできること、得意なことを頑張ってくれていました。その姿を見て、これこそが「Diversity（ダイバーシティ）：多様性」だと思いました。アイディアをどんどん出してくれる発想豊かな生徒、書記役を自らすすんで務めてくれる熱心な生徒、色々な意見をまとめてくれるリーダー的生徒、皆が悩んでいる内容をコーチに相談してきてくれる調整役の生徒、おしゃべりは得意じゃないけどイラストを描いてくれる芸術肌の生徒など、それぞれが自分にできること、得意な役割を担い、「ポスター作り」という一つのプロジェクトを完成させていました。

「それぞれの個性をいかし、周りと協力しながら、プロジェクトを成し遂げる」まさに社会で必要とされる力です。人との関わりが得意でない生徒、またそんなお子さんを心配する親御さんはぜひ、おおぞらの個別指導コースの見学にいらしてみてください。皆と同じでなくても良いんだ、自分のペースで自分にできることをすれば良いんだという心地良い居場所がここにはあります。次回のブログでは、具体的に生徒がどのようなポスターを作ってくれたのかご紹介いたします。お楽しみに♪

千葉キャンパスでは、授業見学、個別相談を随時行っております。
感染症対策を万全に講じて皆さまをお迎えしておりますので、安心してご見学・ご相談にいらしてください。

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