広島県福山キャンパスキャンパスブログ ブログ 2023.07.11 【みらいの架け橋レッスン®】生徒たちと平和を祈って　～千羽鶴を献納してきました～

8月6日は広島に原子爆弾が投下された日です。毎年多くの人々が平和を願う大切な日となっています。広島市から離れた福山市も8月8日に空襲をうけ、福山城天守閣が焼け落ちるなど、多くの家が焼失し、犠牲者が出ました。

そこで、みらいの架け橋レッスン®「SDGs・ボランティア」でも平和を祈りながら千羽鶴を作成し、福山市の中央公園にある慰霊碑へ献納を行ってきました。作成には一羽一羽気持ちを込め、1カ月ほど時間をかけました。折鶴を折ったことのある・なし、手先の器用・不器用関係なく多くの生徒が関わりました。製作中は、できる生徒が苦手な生徒と一緒に折ったり教えたりという場面が多くみられ、メンバー一丸となって完成することができたと感じています。また、戦時下の様子が描かれた映画を見ることで、戦争や平和についても考えることができました。

「ひたすら鶴を折り続けるのは、思った以上に大変だったけど、友だちと色んな話をしながら製作したり、気分転換にちょっとしたゲームをしたり、曲を聴きながら製作するのはすごく楽しかったです。 また自分が作った千羽鶴を改めて見ると、達成感が湧いてきました。鶴を持って行く途中、皆でゴミ拾いをしたのも楽しかったです。 ほんの少しだけど社会貢献できて良かったです。」
「みんなで頑張りました！ 折るのが苦手な人は隣に座っている人に聞いて作っているのを見て、普段喋らない人とコミュニケーションを取る時間をもっと作っていきたいと思いました。国際情勢など見ていると実現まではまだまだ先が長いですが、紛争や戦争がなく、誰でも平等に笑える世界に早くなってほしいです。」
という思いを聞くことができました。

自分一人では難しいことでも、友だちや先輩・後輩、得意・不得意を超えてみんなで協力をすることで達成できると感じた生徒がたくさんいました。ボランティア活動に限らず、これからも色々な場面で支え・支えられることで「できた」を感じられる場を作ることができたらと思います。

ぜひ福山キャンパスの雰囲気を感じに来てみてください。