兵庫県姫路キャンパスキャンパスブログ ブログ 2021.06.11 障がい者体験を通じて学べること ~子ども・福祉コース~
https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=3939/reserve/?kubun=3&event=002&campus=39先日、姫路ハーベスト医療福祉専門学校様で「障がい者体験」を行いました。昨年は、キットを手や足につけて姫路市内を歩いて、その視点から街づくりがどうなったらいいかを考えました。今年はキッチンに立った時どう感じるかの体験です。
今日体験した内容は以下の通りです。
〇白内障を体験するゴーグルをつける→移動をする
〇腕が曲がらない体験をするためにサポーターを巻く→リンゴを切ってみる
〇手の麻痺やしびれを体験するために手袋をする。→お菓子の仕分け
〇片手が使えない体験をするために左手を使わない→食器洗い
普段は自然にできていることも、調理台までの距離感がつかめない、ものがつかみにくいなど、どうしても動作が不自然になってしまいました。お皿や包丁など障がいを持っている人でも使いやすい道具を使ったのですが、それでも... です。
そこで突如、講師から「普段、みなさんはどのようにリンゴを切っていますか?」との問いが! 常々「自分ならどうやったらやりやすいかを意識して」と言われています。その点を意識すると、力任せに切ってリンゴが吹っ飛んでしまうこともなくなり、きれいに切れるようになりました。介助する際の心構えを改めて痛感した一日となりました。
キャンパス内での授業はもちろんですが、校外の授業でも新型コロナウイルス感染対策をしっかりして行っています。介護の体験ができる子ども・福祉コースに興味がある方はオープンキャンパスに参加してみませんか。