広島県広島キャンパスキャンパスブログ ブログ 2020.02.21 【#なりたい大人特別授業（005）】－200度の世界とは！？　～液体窒素実験で学ぶ物質の状態変化～

みなさん、こんにちは。
KTCおおぞら高等学院 広島キャンパスです。

今回は、KTCおおぞらキャリア教育プログラムの#なりたい大人特別授業の様子をお伝えします。

昨今、理科や数学に対する子どもの興味・関心・学力の低下、国民全体の科学技術知識の低下、若者の進路選択時の理工系離れと理工系学生の学力低下、これらの結果、将来の科学技術人材が育たないこと、などの問題があります。
この社会的問題解決に取り組むために、特別授業を行いました。
特別授業は、広島国際学院大学の中村教授による理科実験 ～体験！-200℃の世界～ 液体窒素を使い、さまざまな実験を行いました。

私たちの身の回りには、なかなか目にすることはありませんが多くの低温技術が使われています。
そのような低温技術の紹介を行い、さらに液体窒素、ドライアイスなどを使って実際に低温で起こる不思議な現象を体験しました。

【Q1】液体窒素を床にまくと、どうなると思いますか？
【結果】まいた一面に白煙を生じ、液体窒素は玉状になって転がっていく
例えば、加熱したフライパンに水を入れたのと同じで、蒸発して生じた気体の膜で液体窒素が床に接触せず、浮いた状態で転がるため

【Q2】花を液体窒素に入れると、どうなるでしょうか？
【結果】10秒ほどでカチコチになりドライフラワーみたいにバリバリになります
身近ではなかなか触れることができない液体窒素を使って、とても貴重な体験ができました。
今回の特別授業を通して、少しでも理科に親しむことで、好奇心に加え新たなことにチャレンジしていける力を身につけ、知ることに対し純粋な喜びと楽しみを感じながら新しい知識を学んでほしいと思います。

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