広島県広島キャンパスキャンパスブログ

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卒業生の保護者様

みなさん、こんにちは。早いもので8月も終盤。今回はKTCおおぞらの卒業生のお母さまにインタビューいたしました。保護者の思いを率直にお話ししてくださいました。

Q. 入学前のこの時期お母さまはどのような思いや悩みを抱えていましたか?
息子は、中学時代2年間不登校となり、家に引きこもりました。中学3年生の夏休みの頃は、なんとか高校には進学させたいという思いからすごく焦りがありました。息子の気持ちに寄り添えず、学校は行くものだという価値観を押し付けていた私は、息子自身にその気が全くないのに、不登校の生徒を受け入れてくれる全日制の高校を探し、一人で学校説明会に行ったりしていました。「全日制じゃないと人と人とのコミュニケーションを学べないから社会に出てから苦労する。」という勝手な思い込みから通信制高校 サポート校のパンフレットは取り寄せていたものの、当時の私の中では通信制高校 サポート校は、選択肢としてなかったのが正直なところです。

Q. KTCおおぞらに入学してからお子さんやお母さまに変化はありましたか?
実は、息子を説得し、1校だけ全日制高校を受験する予定だったのですが、受験当日「やっぱり受験はしない。お母さんがいい高校だって言っても、一緒に学ぶ生徒は選べないから。」と受験をボイコットされ、絶望感を感じましたが、結局、受験を断念しました。あちこちから取り寄せていた通信制高校 サポート校のパンフレットを息子に渡し「この中で絶対に無理だと思うもの以外、全部見学に行こう。」と声掛けをし、3校だけ残ったパンフレットの中の1校がKTCおおぞらでした。3校を見学し、息子の口から「KTCおおぞらがいい。」と言ってもらえた時の安堵感を今でも覚えています。
後になって、中学校の時の不登校の原因がいじめであると知って、相談してもらえなかったことが親として本当に情けなく思いました。そして、自分の価値観を手放し、息子を信じよう、自分の思いを押し付けるのはやめよう、回り道に見える出来事もこの子にとっての成長だから全て受け入れようと思えるようになりました。
不登校の2年間、病んで引きこもっていた息子がKTCおおぞらに入学してからは、友だちやコーチとの関わり、短期留学やアルバイトなどの経験を通じて、少しずつ少しずつ元気になっていき、笑っていてくれるだけで幸せだな、ありがたいなと思えるようになりました

Q. お子さんが卒業して、これまでを振り返られて感じることやこのブログを見ている保護者の方へのメッセージをお願いします。
今回、インタビューをお受けしたのは、私の体験が、誰かの勇気や希望になれたらと思ったからです。
「この子は一生、引きこもるんじゃないか...。」と悲壮感を漂わせていた当時の私は、息子の良いところを全く見てあげることができませんでした。
でも、自分の価値観を手放して、ありのままの息子を受け入れ、口を出さないと決めた高校3年間、もちろん心配になることはたくさんありましたが、現在、大学2年生になった息子から先日言われた言葉「いろいろあったけど、もう乗り越えたから、お母さんが俺のことを誰かに話しても構わない。感謝しているし、これから返していきたい。ありがとう。」
ありがとうは、私の方で、息子が引きこもってくれたから自分の傲慢さにも気づき、人として成長できたと思っています。また、通信制高校 サポート校という選択をしたことで、息子自身も自分と向き合う時間をしっかり持ち、成長してくれたことを嬉しく思っています。
当時の私にアドバイスできるとしたら「子育ては真剣になっても深刻になるな。」ということです。
もし、お子さんの不登校でお悩みの親御さんがいらっしゃったら「辛いお気持ち、痛いほどわかります。でも、絶対に大丈夫です!」とお伝えしたいです。

「当時の私と同じように悩んでいる保護者の方々がいると思うので何か力になりたくて。」というお言葉のもと今回のインタビューを引き受けてくださいました。
お母さま本当にありがとうございます!

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