埼玉県春日部キャンパスキャンパスブログ

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皆さん、こんにちは!
まだまだ暑い日が続いていますが、街に出て店頭を見ると、品揃えはもうすっかり秋物に変わりましたね。
ジメジメした季節の汗対策から、今度は肌の乾燥に備えなければいけません! 乾燥対策・保湿ケア成分としては、【ワセリン】【ヘパリン】【グリセリン】【尿素】などを使った物が一般的ですが、それぞれに特徴があり、使い方も違うのをご存じですか?

【ワセリン】・・・油の一種で、今回取り上げるほかの成分と違い、バリアとして使われます。それ自体に保湿効果があるわけではないので、お風呂上りなど、肌が十分に水分を保っているうちに塗ることが重要です!
【ヘパリン】・・・空気中の水分を集めてくれるだけでなく、塗った周辺の血行を良くしてくれる効果があります。扱いは医薬品です。
【グリセリン】・・・空気中の水分を引き付ける効果が高く、水溶性のため肌になじみやすいのが特徴。食品の水分保持に使われることも多いです。
【尿素】・・・水分を集め、角質を柔らかくする効果があります。手のヒビやアカギレなどに向けた製品が多いです。 今回は、見た目の美しさと実用性を兼ねた"モノづくり"ということで、「グリセリンクリアソープ」を使って≪サボンジェム≫作りに挑戦しました! グリセリンクリアソープを使ってサボンジェム作りに挑戦しました 作り方はとっても簡単!
① 電子レンジでも湯せんでも簡単に溶かすことができるので、まずは石鹸を溶かします。
② 小分けにしてそれぞれに食紅で色を付けたらいったん冷やし固め、奇麗にカット。
③ かけらを型の中にきれいに並べ、追加で溶かしたクリアソープを注ぎます。
④ 固まったら型から外し、カッターや包丁で表面をカットして仕上げます。
グリセリンが空気中の水分を引き寄せてしまわないよう、ラッピングをしたら、飾っても美しく、使ってもお肌が喜ぶ、とても素敵なサボンジェムが出来上がりました! 身近でもあまり知らない"保湿成分の違いや特徴"を学びながら、お店でも売れるほど奇麗な作品作り。

生活に密着しているからこそ、深く、今後につながる学びがあるのだと思います。みなさんも、ぜひ挑戦してみてください!