埼玉県春日部キャンパスキャンパスブログ

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昨年度のフィールドワークの様子※写真は昨年度、フィールドワークを実施した時のものです。

みなさん、こんにちは。いよいよ関東も梅雨入りしたようです。緊急事態宣言が解除され、埼玉県内の全日制高校や定時制高校も今月からは少しずつ高校生活も「通常」に戻ってきたようですね。しかしながら、登校できなかった時期が3か月間(3月~5月)続いたあとで、「解除になったので登校してください」と言われても... ちょっと気持ちがついてこない方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?
実際、6月に入ってから高校生の方が「今の学校に通える気がしないので...」というようなご相談が増えています。例年も6月というと高校生活の中でいろいろと不安がつもってしまってという相談が多いですが、今年度は緊急事態宣言下で「今までの当たり前に思っていたことが、そうじゃないかもしれない」というように色々と深く考えるきっかけになったことも一因のようです(各学校で、休校期間中の対応がわかれたこともあるかもしれません)。相談内容の一例は次の通りです。
〇高校2年生「本当は1年生で進級できるかどうかということだったんですけど、そのまま休校になったことで進級はできたんです。ただ、登校再開になってもやっぱりいけそうな気持ちにならなくて...」
〇高校1年生「中学校時代はあまりうまくいかなかったけど、高校からは頑張ろうと思っていたのに、2か月も休みになってしまって、学校が始まってもなんか乗り遅れたような気がして...」

高校生活を送る中で、誰もがずっと上り調子ということはなくて少なからず「いやだな」「どうしたらいいの?」とか考えるときはあるのが普通です(むしろそういうことがあるから成長ができます)。ただし、多くの高校生の悩みは大人が考えるほど簡単なものではないことが多いと思います。もしかしたら、今の高校生はなんとなく「今」の時代を感じ取ってはいるけど、既存の学校生活そのものが「昔」のまま...そういう違和感が、学校生活の苦戦に繋がっているのではないでしょうか。KTCおおぞらの生徒の半分近くが転校生ですが、けっして「楽をしたいから」というよりは「前向きに頑張れる方法を探していて」KTCおおぞらに出逢った生徒が多いように思います。自分が「前向きにやれている」という気持ちになれば、自然と「笑顔」が増えてくると思います。自分の気持ちが「大丈夫!」となれば、思ったよりも学校生活が楽しくて、「頑張り」に繋がり、「高校卒業後の進路も前向きに決められる」ということに繋がるのではないでしょうか(少なくともKTCおおぞらはそういう生徒が多いです)。新型コロナウィルスの影響で、世の中の「当たり前」に疑問がつきはじめているこのときは、もしかしたら自分なりの未来を考えてみる機会なのかもしれません。ちなみに、KTCおおぞらにこの時期から転校した場合も、「登校」と「オンライン」両方で学ぶことができますので(コースで選ぶわけではなくて、誰もがどちらも活用できます)、転校直後から学ぶことができます。もし、あなたの学校生活が「止まったまま」なら、KTCおおぞらをきっかけに動き出してみませんか?

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