埼玉県川越キャンパスキャンパスブログ

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みなさん、こんにちは。
夏休みが終わり、気づいたらもう9月。
「9月1日は防災の日」。ご存じでしたか? 由来は、今から100年前に起きた「関東大震災」です。 関東大震災は、1923(大正12)年9月1日、正午の2分前に発生しました。 現在の東京都と神奈川県を中心に大規模な被害が生じています。日本で起こった災害史上最悪の被害をもたらしたといわれています。

さて、今回のみらいの架け橋レッスン®のテーマは防災食!

「防災食とはなんだ?」という方もいらっしゃるかと思いますので、まずは防災食の説明をします。防災食は、非常食(ひじょうしょく)ともいいます。災害や紛争などの緊急事態により通常の食糧の供給が困難になった時のための食糧のことです。本来、日本において「非常食」とは凶作や天災が生じたときに食す、山野などに自生しているもので平時には食用に供しないものを指す言葉でした。しかし現在では意味が変化し、災害時・遭難時など食物・燃料・飲用水の入手が困難な場合に備えるための食糧や備蓄可能な保存食などを指します。

防災食の歴史を辿ると、天保13年までさかのぼります。韮山反射炉で有名な伊豆韮山代官、江川太郎左衛門担庵公が非常時に備え、保存できる軍用の携帯食としてパンを焼き始めたものが現代にも伝わるカンパンになったのだとか。「忍者の兵糧丸や桃太郎のきび団子も防災食につながるね!」と生徒と盛り上がりました。

生徒に聞いてみると......
防災食を常備している家庭は思いの外少なく、防災食を食べる機会もなかなか無い様子。
そこで、みらいの架け橋レッスンにて、災害の歴史を知り正しく防災する知識を身につけてほしいと考え「みんなで防災食であるアルファ米を調理して食べてみよう!」という試みを実施することになりました。みらいの架け橋レッスンの様子アルファ米は、とても便利な非常食で、水のみ食べることが可能なお米です。
今回生徒が実食したアルファ米は、五目具材が入った混ぜご飯でした。

生徒も実験しているようなワクワクした表情で水を入れ「水が多いかな? 少ないかな?」「ふやけてきた!」「膨らんできた!」と、アルファ米の変化を楽しそうに眺めていました。

常温の水を適量加えて30分くらい待つと、五目ご飯が完成しました。
「あまりに美味しくて、感動した!」「見た目と違って美味しい」と好感触。
知識を得るだけではなく、実際に作って食べてみることも防災につながります。授業の最後には、防災食の選び方や最新の防災食を紹介しました。

今回は防災食から学ぶみらいの架け橋レッスンにスポットを当てて紹介しましたが、他にも海外体験や社会の架け橋プログラム®など、様々な体験ができます。毎月多くの体験ができる、おおぞら高校であなたのやりたいことや好きなことを見つけてみませんか? それがあなたの「なりたい大人」につながっていきます。ぜひ、実際に足を運んで川越キャンパスの雰囲気も見に来てください。

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