埼玉県川越キャンパスキャンパスブログ

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みなさん、こんにちは。川越キャンパスです。
今回のキャンパスブログでは、パン屋さんの出張販売の様子をお伝えします。パン屋さんの出張販売の様子さかのぼること今年の2月、生徒主体のアクティブラーニングの授業でのこと。
「学校生活をより良くするために」というテーマでの話し合いを実施しました。授業中は「学校生活の中で、〇〇だったらいいのに......」「〇〇したいな」など生徒が飛び交い、最後はグループごとに意見のプレゼンをしました。その中に「キャンパスの購買でパン屋やお弁当を買って、みんなで食べたい!」という意見が出ました。

ご存知の通り、川越キャンパスはボランティア活動や福祉教育が盛んです。
生徒の意見を聞いたコーチ陣は、ただ「美味しいものを食べて楽しい」だけではなく、商品の購入を通して「社会には様々な人がいて、共に生きている」ことを生徒に実感してもらいたいと考えました。そうして、ご縁のある障がい者就労支援の事業所を頼りにお店を探し始めました。

すると「ぜひおおぞら高校で販売をしたい!」と言っていただける事業所がたくさんあり、今回は「カフェ&ベーカリーどんなときも様」にお越しいただく流れとなりました。生徒の思いの実現のために、たくさんの方々が繋がり、協力をしていただけることに私たちコーチはたいへん嬉しく思いました。

実は、イベントをのぞく普段の生活での食品出張販売は、おおぞら高校として初めての試みです。
さまざまな準備を経て早くも半年が経過、夏休み前にトライアル販売を実施しました。
どきどきの初回販売では、準備していた100個のパンが完売!
2回目は、販売個数を120個に増やしていただきましたが、これまた完売!生徒、コーチ、販売員さん、生徒の家族と多くの交流が生まれているようでした購入したパンを食べた感想を販売員さんに興奮気味で話す生徒、パンの販売があるからと、うきうきした様子で登校する生徒、自分が食べるパンだけではなく「家族の分も買えた」と嬉しそうな生徒。
生徒、コーチ、販売員さん、生徒の家族と多くの交流が生まれているようでした。
今回のパン屋さんの出張販売が、「社会には様々な人がいて、共に生きている」ことを生徒が実感する大きな一歩になっていると感じています。
今後は、定期販売を予定しています。交流の輪がどんどん広がってくれること、今から楽しみです。