埼玉県川越キャンパスキャンパスブログ

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みなさん、こんにちは。今回は、みらいの架け橋レッスン®で実施した「普通救命講習Ⅰ(応急手当講習)」の様子をお伝えします。

今年も、地震や豪雨災害が多く発生しています。夏休み期間には南海トラフ地震臨時情報も発令され、防災への意識を上げる必要性が年々強まっているように感じます。防災のために、食料品や水の備蓄をする、浴槽に水をためておく、停電に備えて懐中電灯を準備するなど、できることはたくさんあります。そして、応急手当の方法を身につけておくことも【備え】の一つになります。

そこで、川越中央消防署に訪問し、救助隊員・消防隊員・救命隊員の計3名の隊員から応急手当を教わりました。
まずは「川越地域には何台救急車があるのか?」「救急車が来るまでに要する時間はどれくらいか?」などの話を聞き、その実状から応急手当がいかに大切かを学びました。心肺停止状態では3分以内に処置をすることが求められるとのこと、それ以上心臓や呼吸が停止すると脳へのダメージが大きいそうです。救助隊員・消防隊員・救命隊員の計3名の隊員から応急手当を教わりました胸骨圧迫のやり方やAEDを実際に操作しました座学の後は、マネキンと練習用のAEDを用いて、胸骨圧迫のやり方やAEDを実際に操作しました。実際にやってみると胸骨圧迫に力を要することが分かり、AEDは音声に従って操作することでスムーズに扱うことができることもわかりました。さらに心肺蘇生法だけでなく、異物除去の方法と止血法を学びました。ただ方法を学ぶだけでなく"なぜ"なのかという理由や原理も知ることで、興味深く隊員の方々のお話を聞くことができました。

最後には、隊員のみなさんのやりがいやこの仕事を選んだ理由も話していただき、生徒は目を輝かせながら聞いていました。講習を受ける前の生徒は、実際に応急手当が必要な状況になった時、「自分には何ができるだろう」と不安そうにしていました。しかし講習を受けてからは「応急手当をすることへのハードルが下がった」と話していました。
消防署の隊員も「まずは、躊躇せずに119番通報をしてみてください」と教えてくださいました。できることからやってみる。これがが大切なんだと気づきました。川越中央消防署に訪問し他生徒