熊本県熊本キャンパスキャンパスブログ ブログ 2019.08.05 【職場見学】介護の現場を見学！

KTCおおぞら高等学院では「なりたい大人になるために」キャンパス内外で様々な取り組みをしています。中でもジョブシャドウイング（職場見学）は生徒に人気の取り組みです。百聞は一見にしかず... 現場でプロフェッショナルの仕事ぶりを拝見することで生徒たちは多くのことを学ぶことができます。

今回は黒髪しょうぶ苑様のご協力で介護の現場を見せていただく機会を得ました。当日は職員の方々に笑顔で迎えていただき、生徒たちの緊張が一気にほぐれました。管理者の嶋田さんが会社や施設のことを説明された後、清潔感漂う近代的できれいな施設内を案内してくださいました。デイサービスを利用されているお年寄りの女性がトレーニング器具を使って元気にリハビリをされていました。充実したマシンのラインナップに生徒たちの目は点に！

あれれ？？？ 老人介護施設のイメージが180度ひっくり返りました。

それから朝の会が行われているお部屋に移動。今年4月からこの施設で働き始めたという新人スタッフが中心になって、お年寄りの方々に脳トレクイズや、おいしく食事をいただくための顔の体操をされていました。利用者様がいつまでも自分らしく楽しく人生を楽しむことができるように、様々な工夫がされていました。お一人おひとりが自分の好きなことをやれる空間を提供し、パソコンでマージャンをしていたり、百マス計算に取り組んでタイムを計っていたり、イベントに向けて飾りつけの制作をしていたり、お友達とおしゃべりしたり、横になってベッドに休まれていたりと自然体で明るい雰囲気の中でスタッフの方々のサポートを受けながら過ごされていました。とても楽しそうでした。

何より印象的だったのは、笑顔です。若いスタッフもベテランのスタッフも生き生きと働いていて、お年寄りの方々に笑顔で声をかけておられました。生徒たちも自然と引き込まれて笑顔が出てきました。このような職場ならスタッフも利用者様も毎日来たいなときっと思うだろうなと感じました。

お昼に用意されていた食事もちらりと拝見。同じ冷やし中華というメニューでも、各人の状況に応じて、食物アレルギーに対応していたり、食材をカットする大きさを変えていたり、噛めない方にはペースト状にしていたりと、年配になるとこのような対応が必要なんだなと生徒たちは知ることができました。

生徒たちは将来医療や介護の分野で活躍できたらいいなと考えています。

ミチヒロさんの感想「私は将来医療系の仕事を目指していて、人との接し方、歩行や車椅子移動の際、一つひとつの行動に対しての配慮が必要だと思っています。そのような意識を持って今回の職場見学に参加させていただきました。実際見学させていただくと、スタッフの皆様が笑顔で利用者様それぞれの方に合わせて大きな声でどの位置に立って話すかなど考えて対応されていました。朝の会も利用者様に質問されながら楽しく進めており、よく考えて朝の会を構成していると思いました。今後も個々に合った対応ができるように勉強していきたいと思いました。」

リンコさんの感想「利用されている方も職員の方も楽しそうに話されていて明るい雰囲気を感じました。一人ひとりが自分のやりたいことをやれている印象を受けました。複雑な計算問題よりも簡単な計算問題の方が、脳が活性化されるということを初めて知ってとても勉強になりました。食事をするときに必要な力をつけるための口のトレーニングやリラックスするための首のトレーニングなどがありました。それぞれのトレーニングにこんな効果があるのかととてもいい勉強になりました。」

KTCであなたも「なりたい大人になるために」可能性を広げていきませんか？ 個別相談は随時行っています。ちょっと足を踏み入れてみると、雰囲気がよくわかると思います。ぜひ来てみてくださいね。