熊本県熊本キャンパスキャンパスブログ

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みなさん、こんにちは。10月も中旬に入りました。朝の肌寒さを少しだけ感じる季節になりました。すっかり秋ですね。KTCおおぞら高等学院 熊本キャンパスのみんなは、少しずつ変わりつつある季節を感じながら、様々なイベントの準備に取り組んでいます! ライブ活動、ハロウィン、そして11月に行われる学院祭など... 秋のKTCおおぞらも楽しいイベントで目白押し! みらい学科こども・福祉コース

さて、熊本キャンパスでは様々なコースや授業があります。その中に、みらい学科™ こども・福祉コースがあります。介護福祉の仕事について、興味を持っている生徒が増えてきています。そもそも介護福祉の問題については、日本が抱える大きな問題の一つだと言われていますが、その反面、介護士が足りない現状、介護のお仕事に対する正しい知識をもつ人が少ない、お仕事に対するマイナスイメージを持っている人が多いなど多くの課題があります。そこで、熊本キャンパスでは「介護福祉のお仕事を学んでみよう!」ということで、みんなで介護のお仕事について正面で向き合ってみました。
今回、日本介護福祉士会会長 石本淳也さんにお越しいただき、現在の介護の現状、そして、これから必要とされる介護福祉士の在り方についてお話いただきました。
「介護について、他人事のように思っているかもしれませんが、いつかは誰もが必ず直面する問題でもあります。少子高齢化にともない、15年後の日本では国民全体の5人に1人が医療・福祉の仕事に携わっていないと成り立たなくなるといわれています。今後、介護について少しでも知識あれば、いざというときに大切な人を守ることにつながっていきます。介護福祉は『(ふつうの)(くらす)(しあわせ)』を介護(=守る)ことです。介護福祉士が国家資格としていることは日本だけ。日本の介護福祉は世界に誇れるトップクラスです。そして、これから世界でも介護の仕事はすごく必要とされています。私は『KAiGO PRIDE』プロジェクトを通してこれからの介護福祉の在り方を伝えていきたいと思っています。だから、これからの時代を担うみなさんには、介護福祉をもっと知ってほしい! また、現にお仕事されている方々がSelf-respect(自分自身への誇り)をもって利用者と日々関わっておられる姿も見てほしい! そして、ITの時代に伴いこれからの介護福祉の分野でも様々な場面でその必要性が増える。だから、IT関連に興味ももっている人やグローバルな視野を持っている人も介護福祉の分野で活躍してほしい。」

講演を聞いた生徒からは、これまでの介護福祉に対するイメージがすごく変わったという意見であふれました。
男子S君「今回の話を聞いて、今まではきつい仕事、給料も少ない仕事などのマイナスなイメージだったけど、介護の必要性を感じたことでプラスのイメージに変わった。介護にすごく興味をもった。」
女子Yさん「私の母が介護の仕事をしているが、家では仕事の話をしない。今回のお話を聞いて、母の仕事はすごく意義のあるものだと分かった。」
女子Mさん「障がいの有無にかかわらず、みんなが普通に生活を送ることができる〝幸せ〟を保障してくれる仕事の魅力を教えてもらいました。介護福祉士の必要性を感じた。」
このほかにも、たくさんの感想を聞くことができました。

KTCおおぞらでは、自分らしい生き方を見つけるために、生徒一人ひとりが様々なことにチャレンジをしています。みんな、「なりたい大人」になるために、日々成長しています。時にはうまくいかないこともありながら、今日の〝小さな一歩〟を大切にしています。もし、将来の自分が見つからない人、一歩が踏み出せない人がいたら、一緒に考えてみませんか? 
あなただけの「なりたい大人」になるために。

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