熊本県熊本キャンパスキャンパスブログ ブログ 2019.11.16 【地域連携】ホスピタルアートで癒しの空間を提供

秋になるとアートに浸りたい気分になりませんか？

KTCおおぞら高等学院では、みらいの架け橋レッスン®で、フラワーアレンジメントやアニメ・イラストで自分のスキルアップに励む生徒たちがいます。毎年秋にはキャンパス近くの病院に、生徒作品の展示をお願いしています。今年もフラワーアレンジメントとイラスト作品を生徒たちが持参しました。

約束の時間に病院を訪れると、慶徳加来病院の加来先生が笑顔で出迎えてくださいました。「今年も楽しみにしてたのよ。年々クオリティが上がってきてるね～　患者さんもとっても喜んでくれるのよ。」という大変ありがたいお言葉を頂き、生徒たちは大興奮。自分達が一生懸命仕上げた作品を見て、地域の方々が喜んでくださる、そんな貴重な経験をさせて頂いて、生徒たちはアートの持つ力を実感することができました。

フラワーメンバーの中には、将来建築系や、パソコン技師系の仕事を目指しているフラワー男子もいます。また、高校になって初めてフラワーアレンジに挑戦し始めた1年次生女子もいます。花を扱うことで、季節を感じ、癒しを得ます。アレンジの基本を踏まえた生け方をすると、花が生き生きと見えます。花を生けるといつの間にか集中し、時の経つのも忘れます。出来上がった作品には生けた人の思いが乗っかって、花本来の美しさだけでなく、見る人を魅了するアート作品へと生まれ変わるのです。

イラスト作品も大好評でした。病院に来られる患者さんたちに少しでも「あら、かわいい」とほっこりするような気持ちになっていただきたいなあという思いが込められています。柔らかい、パステル調の色を使って、可愛らしい動物や人物を描いたものが多かったので、ドクターや職員の方々が手に取って、にっこりしながら眺めてくださっていました。

生徒たちの作品は、受付の周辺や待合室、人間ドック待合室にコーナーを作って展示されました。1週間の展示期間を経て、作品を受け取りに伺いました。その際に、職員の方々から「ありがとう」という声をかけて頂いて、生徒たちはますます大喜び。大きな達成感を得ることができました。

自分のやっていることが誰かのためになっている、誰かに喜んでもらえた、こんな経験は、とても貴重です。生徒たちにやりがいを与え、更に腕を磨いていこうという気持ちにさせてもらえました。

KTCおおぞら高等学院では、生徒が自分たちの可能性に気づき、前に進もうとするチャンスを次々に提供していきます。随時見学を開催しております。お気軽にご連絡ください。