熊本県熊本キャンパスキャンパスブログ ブログ 2020.11.24 【みらいの架け橋レッスン®】創造力を育むには?
https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=4949/reserve/?kubun=3&event=002&campus=49クリエイティブなセンスを育むにはどうしたらいいのでしょうか。
「センスある」とよく聞きますが、その感覚は生まれつき持って生まれたもの? どうにもならないものですか?
いいえ!
KTCおおぞらの生徒たちを見ていて、センスは磨かれるものなのだ... と実感することがよくあります。
クリエイティビティ(創造性)を育むには、創造力を刺激する環境を整えることが大事だそうです。つまりちょっと興味のあること、ちょっとやってみたいかなと思えることに、すぐに挑戦できる環境を与えるといいのだとか...
やってみたときにうまくいかなくても、そのうまくいかなかった経験が次につながるというのです。もっとうまくやるためにはどうすればいいかを応援する側も一緒に考えるのもいいそうです。うまくいかなかったことも含めてその成長過程を認めることになるからですね。
KTCおおぞらの午後のクラスでは「みらいの架け橋レッスン」の中で、生徒の興味関心を伸ばす様々な取り組みが行われています。その中の一つ、フラワーアレンジメントでは、フラワー男子も活躍中です。今日のテーマは「フリーセント」流れるような線を植物で創造するというもの。
テーブルから下に向けて流れる線はリキュウソウとミスカンサスで表現。特にミスカンサスは、植物の茎に巻き付けてほどくとカールするので、アレンジ全体に躍動感が生まれます。また、この動きは直線としてもインパクトがあるので、強さも感じさせます。その分、どこにどの線を加えればいいのか、生徒たちは頭をひねりながら、様々な工夫をして、挑戦していました。
いかがでしょうか?
ピンクと白のバラ、濃い色のスカビオーサ、を使ってしっかりとした質感を表し、可憐なマトリカリアをふんわりと散らしています。そしてグリーンでラインを強調して流れるようなアレンジメントを作ってみました。同じ花材を使ってもひとつとして同じものはありません。個性が爆裂する作品になっています。
このような小さなチャレンジを積み重ねていくことで、きっと創造力は鍛えられていくのだと思います。
出来上がった作品は生徒たちで鑑賞します。それぞれの良さを認め、お互いの工夫を見て学ぶ機会となります。うまくいかないことをどう乗り越えていけばいいのかを考えて、その過程をみんなで認めあうのです。日々のチャレンジが着実にスキルアップにつながってくれています。
やってみようかな...
自分にもできるかもしれない...
生徒たちのそんな思いをこれからも大事にしていきたいと思います。