熊本県熊本キャンパスキャンパスブログ

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貿易ゲーム
みなさん、こんにちは。
熊本キャンパスとスターバックスさんが行っている地域連携授業の様子を紹介します。スターバックスさんとはこれまで地域の清掃活動や画伯体験など、楽しみながら地域や社会に役立つヒントを学ぶ活動を一緒に行っています。

今回スターバックスさんと一緒に行ったのは「貿易ゲーム」です。貿易ゲームとは、自由貿易を疑似体験するゲームです。チームに分配された「資源」をもとに商品を作ったり、売ったりしながら多くの富を得たチームが勝ちになります。

ゲームがスタートすると、道具の貸し借りや原材料の調達など生徒は他のチームに「交渉」に乗り出します。交渉をしなければ商品をつくることができないからです。最初は緊張してドギマギしていた生徒も、スターバックスのパートナーさんと一緒に工夫しながら交渉していきました。しばらくすると、とても交渉上手な生徒があらわれ、貿易ゲームのながれを掌握しようとしていました。最後に稼いだ金額ごとに1位から3位の順位をつけてゲームは終了しました。

今回の貿易ゲーム、1位のチームがダントツだったのですが、実は仕掛けがありました。ゲームに使用する各チームの「資源」は平等ではなく、不平等に分配されていたんです。この資源や技術、情報の不平等、つまり格差はゲームのなかだけでなく、現実の社会で実際にあることです。このゲームを体験した生徒の感想を紹介します♪
(3年次生Oさん)
最初の格差が、ゲームが進むにつれてどんどん広がっていったので驚いた。フェアトレードの大切さを実感する時間になったのでとてもよかったです。」
(3年次生Mさん)
「今回の体験をするまで社会格差というものが何となく画面の中の出来事のような気がしていました。ですが、ゲームを通して先進国の行動、途上国の行動など現状がリアルに理解できてとても勉強になりました。国同士が敵対してどれだけ自国に利益が出せるかを中心に考えている今の社会ですが、これが『自国と相手にもどんな利益をもたらすか』という経済方針になるような社会だったら素敵だなと感じた。」


スターバックスさんで使用されているフェアトレードのコーヒー豆で淹れたコーヒーを味見しながら、私たちの生活を豊かにしてくれている身の回りの様々な製品がどこかの国の誰かの労働や生活のおかげで成り立っているということに考えを巡らせた時間でした。

おおぞら高校では地域のみなさんとの交流を通して社会性を育んでいきます。ぜひ体験授業や学校説明会でキャンパスの雰囲気を感じてみてください!

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