岡山県倉敷キャンパスキャンパスブログ

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【みらいの架け橋レッスン®】夏の音楽に触れよう! ~倉敷と大原家の歴史から感じたこと~
こんにちは。
岡山県倉敷市美観地区入口にあるおおぞら高校 倉敷キャンパスです。
日に日に気温が上がってきて暑い日が続いています。
水分補給しっかりとしていきましょう!

先日、倉敷キャンパスでは「夏の音楽に触れよう!」ということで、美観地区の中にある音楽図書館へ行ってきました。
この日は、音楽図書館の職員さんの笹岡さん「倉敷公民館・音楽図書館について」「音楽図書館の蓄音機について」教えていただき、実際にレコードも聞かせてもらうことができました。

「倉敷公民館・音楽図書館について」
倉敷公民館の歴史は大原美術館や倉敷紡績などの創立者・大原孫三郎さんの息子である大原総一郎さんが1953年に音楽図書館建設のために倉敷市に1000万円を寄付したことから始まったそうです。
実際、倉敷公民館の前身となる「倉敷文化センター」が建てられたのは1969年になり、音楽図書室は大原総一郎さんの寄付金、そして寄贈された2000枚のレコード(通称:大原コレクション)をもとに、当時隣接していた図書館の付属施設として利用されていました。また、大原総一郎さんは大原孫三郎さんに続き、倉敷中央病院や大原美術館の理事長、倉敷紡績の社長なども継いでいたそうです。
当時から、大原家は倉敷の産業に大きく影響していたと聞き、私も含め生徒も驚きを隠せませんでした。

「音楽図書館の蓄音機について」
音楽図書館にはビクトローラ・8-60(写真左)とチニー2P(写真右)という蓄音器が2台あります。これらはどちらも、大原総一郎さんが生前愛用していたものであり、来年で100歳になるものだそうです!
そしてなんと、ビクトローラ・8-60は当時の家が一軒建つほどの金額だそう...蓄音機を使用して特別に2曲聴かせていただきました実際にこの蓄音機を使用して特別に2曲聴かせていただきました。
サラサーテ「ツィゴイネルワイゼン」とヴェートーベン「運命」です。
今日参加していたY君「レコードで聴く音楽、とても好きだなと感じました!」と伝えてくれました。
ほかにも、「初めてのレコード鑑賞でした! CDやスマートフォンもいいけれど、レコードも素敵でした!」「約100年も大切にされてきた蓄音器・レコードで音楽が聴ける!すごいことですね!」とそれぞれ感想を伝えてくれました。

蓄音器での鑑賞を堪能した後は、蓄音器のそばにあるスピーカーから音楽を流して、図書館に広がる豪華な音楽を鑑賞しました。
今回は夏にちなんだ曲を笹岡さんが選んでくださり、ドビュッシー作曲の交響詩《海》ー三つの交響的素描ーより「風と海の対話」を聴きました。
盛大な音楽で、波が強く押し寄せてくる様子や台風のような風のスピードなど迫力満点の演奏を聴くことができました。

歴史のある音楽図書館で、当時の機器を使って音楽を楽しめたことも生徒にはとても良い刺激になったと思います。
このようにおおぞら高校では、普段の授業に加え、普段では聞くことのできない話や自分の住んでいる街について新しく知ることができたり、沢山の活躍している大人や新しい価値観に出会うことができます。
ぜひ、おおぞら高校で新しい自分に出会ってみませんか?
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