岡山県倉敷キャンパスキャンパスブログ

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【社会の架け橋プログラム®】介護施設を見て学ぼう! ~地域に寄り添う介護福祉のお仕事~

こんにちは。
岡山県倉敷市美観地区入口にあるおおぞら高校 倉敷キャンパスです。
まだまだ暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

倉敷キャンパスでは、先日「ふくだ総合福祉センター」と「くらしき総合福祉専門学校」へ見学・実習へ行ってきました。今回はみらい学科™のコースの一つである「子ども・福祉コース」の生徒を含め福祉に興味のある生徒6名が参加しました。

ふくだ総合福祉センターでは、「特別養護老人ホーム」「ショートステイ」「小規模多機能ホーム」「介護付き有料老人ホーム」を見学。それぞれ利用者さんの入られる理由も様々で、自分の生活スタイルやサポートの内容など老人ホームの中での違いを知ることができました。また、寝ころんだまま入れるお風呂に入る体験や車いすを車に乗せてみるなど、実際に施設のものを利用して体験をしました。一つひとつの動作を行うときに①動かすもの ②動かす向きを伝えていくことで、安心して任せられるというところにも気がつきました!

次にくらしき総合福祉専門学校へ移り、普段ご利用者さんが食べているご飯をいただきました。献立は調理師さんが栄養に気をつけて毎日の献立を考えています。使用する食塩も通常6gのところを1.8gに抑えているそうです。調理師さんから「みんなの介護職のイメージはどんな感じ?」と質問をもらうと「柔らかくて飲み込みやすいものかな」「おうどん・蕎麦みたいなかみやすいものかな」と生徒は各々イメージを考えていましたが、実際は生徒の予想を裏切り、「(もちろん普段の食事に考慮しながら)意外とカレーやラーメン・ケーキも食べているよ!」ということを知り、生徒も驚いた様子でした。季節のイベントにちなんだ献立も考えて利用者さんに提供しているんだそうです。食事を楽しむ大切さを知った瞬間でした。

介護技術体験では、周りの環境による高齢者の目の見え方・耳の聞こえ方について学びました。ペアになり目が見えない方の補助や実際見えない方の感覚はどんなかんじだろうか? ということ、車椅子の押し方や乗った時にどのように押してもらいたいかなど、先生方にレクチャーしてもらいながら校内を回り、意見を交換ながら実践していきます。初めて車椅子を触る生徒も多く、最初は「怖い」と言っていた生徒もいましたが、だんだんと感覚をつかみ上手にサポートできるようになっていました。入浴体験をしている生徒また、実習の途中では利用者の方とお話しする機会もありました。ホームに来て楽しいと感じることやホームのスタッフの方とのかかわりで嬉しかったことを聞くことができ、さらに介護福祉のお仕事のやりがいと大切さを感じることができたと思います。最後に「自分の個性や頑張っているときの気持ちを大事にね」というお言葉とともに、交流を終えました。

~ここまでの見学や体験を通して感じたこと~
「寝たままや車いすでの入浴体験が印象的だった。入るとき出るときが怖くて、声がけの大切さを知った。」
「ペアでの車いす体験や目が見えない方の補助が勉強になった。誘導するときも間違えたら事故になるから怖いけど、してもらう方はどうなるかわからないからもっと怖い。今後経験することもあると思うのでコミュニケーションを大事にしたい!」

「ご利用者の方との交流もあってよかった。スタッフさんのお話ももちろんだけど、ご利用者の方からお話を聞くことでさらに介護福祉士は素敵な職業だと感じた。」

と生徒からは体験したからこそ気づけた気持ちもありました。

今回の福祉実習を通して、介護福祉士の仕事内容や求められる技術はもちろんですが、それ以上に寄り添う気持ちや自分の気持ちを伝えていく力など、これから生きていくうえでもいかしていけることが沢山学ぶことができました。

おおぞら高校では、将来に向けて考えるだけでなく、実際に足を運び専門家と出会い「こういう人になりたい」という「なりたい大人」になるための授業もあります。
みなさんとなりたい大人に向かって学べることを楽しみにしています。

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