東京都町田キャンパスキャンパスブログ ブログ 2019.11.11 「訪問入浴」という仕事 ~子ども・福祉コース~
https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=2121/reserve/?kubun=3&event=002&campus=21先日、子ども・福祉コース(保育と福祉を学べるコース)で1年学び、重度訪問介護従業者研修やサービス介助ジュニア、シニアフードアドバイザーの資格を持った生徒二名を職場体験として「訪問入浴介護サービス」を行っているアサヒサンクリーン(株)高尾事業所様に連れて行きました。
体験した生徒の感想を紹介します。
5件廻って見学しました。どのお宅も「お風呂の温度」「好きな入浴剤」が違って、お風呂に入る時も「静かに入るのが好き」という方もいれば「話しながら入るのが好き」という方もいて、入り方は人それぞれでした。
皆さん同じだったのが「お風呂が好き」ということです。
「普段、普通に入っていたお風呂でも、身体が弱くなってくると、なかなか入りたくても入れなくなる」このことを私は一日見学して学びました。こういった人たちのお手伝いをするのが訪問入浴の仕事なのだと知り、やっぱりお風呂は大切だと感じ、そのお手伝いをする訪問入浴という仕事はとても素敵だなと思いました。
私は今まで「介護」は施設でお手伝いをするというものだとばかり思っていたので、一日体験して訪問入浴というこの仕事も、将来の仕事の一つとして考えてみようかなと思いました。
まだ、聞きなれない「訪問入浴」というサービス。介護のイメージで強いのが施設であったり集団であったりする中で、利用者さん1名に対して看護師1名と介護士2名で行う仕事でした。これから増々高齢化が進み、自力で入浴できなくなってしまう方がますます増えることは間違いありません。家族が入れてあげるには腕力や体力が必要です。どこかの施設に入るよりも育った自宅で生活したいと思う人も多い日本人の傾向を考えると、今よりももっと伸びていく業界であり、無くならない仕事の一つだと感じています。