東京都町田キャンパスキャンパスブログ ブログ 2021.07.07 【住環境デザインコース】歴史的建造物から学ぶ！ プロが解説「匠の技」

ＫＴＣおおぞら高等学院には建築に関わる建築士や職人、販売員の学びができる「住環境デザインコース」があります。昨年はコロナ禍でできなかった歴史的建造物見学についに行けたので、今回はその時の様子と生徒の感想をお伝えいたします。
今回お邪魔したのは神奈川県川崎市にある「川崎市立日本民家園」です。ここは急速に消滅しつつある主に江戸時代の古民家を移築復原し、良好な状態で永く将来に残すことを目的に、昭和42年に開園した古民家の野外博物館です。
見学では一般的に専属のガイドさんを付けることが多いのですが、そこは我らがメイン講師二人が歴史や文化を踏まえたガイドをしっかり行ってくれました。流石！

◇◇ここからは参加者の感想です。◇◇
◎茅葺き屋根の分厚さと角度の急さに驚いたし、それが必要な環境にこのような対策がされていたと知れてよかった。（1年）
◎茅葺き屋根が火を炊いた時の煤でコーティングしていたりとその時の工夫を知れて面白かった。（1年）
◎普段なかなか見ることのできない古民家を時代ごとに見られて本当に勉強になったし何より楽しかったです。（2年）
◎ここでないとなかなか見られないような古民家を見ることができて大変貴重な経験だったなと感じました。とても楽しかったです！ ありがとうございました！（2年）
◎先生の解説でへぇとなることが多かったです。中でも合掌造りの家が4階建てで、石の上にただ乗っているだけだということに驚きました。（3年）
◎古い建物から見ていったので建築技術の発達がわかりやすかった。（3年）

十数年に一度しか行われない茅葺（かやぶき）屋根の張替え作業真っ最中の現場も見ることができて貴重な見学会となりました。
このように「住環境デザインコース」では座学や製作だけでなく実際に建築物の見学もある楽しいコースです。「ものつくりが好きな人」「自分の器用さを形に残したい人」には非常に向いているコースです。色々な取り組みをこれからも紹介していきますので楽しみにしていてください。

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