神奈川県溝の口キャンパスキャンパスブログ

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明るく開放的な空間をご用意しています!
こんにちは!
溝の口キャンパスの細野です。
早いもので、今年度も残すところ1か月となりました。
神奈川県も緊急事態宣言の解除が延期となり、何かと思うようにならない学校生活を送っている高校生も多いかと思います。

通信制高校のサポート校であるKTCおおぞらでは...
「3月頭の学年末テストの結果次第では進級できない」
「またオンライン授業主体になり、生活リズムが崩れてしまった」
「友人や先生との関係に悩んでいる、今の学校で来年やっていけるか不安」
といった通信制高校への転校を視野に入れたご相談を受けることが多くなっています。

そういった高校生の皆さんの悩みどころは「もし転校するとしたら、いつからがいいのか?」ということです。

すぐにでも(3月から)転校したほうがいいのか?
それとも、新年度の始まる4月からがいいのか?

ポイントは「学習面の負担」と「皆さんのお気持ち」です。

全日制高校・定時制高校では、学年の途中で単位が修得できることは基本ありません。
学年末まで在籍して、出席日数と成績(定期テストなど)の2本柱がクリアされて初めて単位は修得できます。

ですので、もし現時点で「学校から出席日数が足りていない科目が多い」「ほぼ単位は取れない見込み」といったご指摘が出ており、学年末まで在籍しても落としてしまう科目が多いようなら、一日でも早く切り替えて、新しい学校で学習を始めたほうが学習面の負担は減らせます。
卒業時期を遅らせない転校を考えるならば、卒業までの時間は限られているのに、やらなければならない学習量は変わらないことになるからです。

もし、今の学校が自分に合わず、「単位は問題なく取れて進級もできそうだけど、環境を変えてがんばりたい」「学年末テストの結果次第で進級もできる」といった場合には、取れるだけの単位を取り切ったうえで、4月に転校という形をとるのもありかと思います。
もちろん継続を選ばれる方もいるはずです。

ただ、その場合、生徒の皆さん自身のお気持ちが非常に重要となります。
今の学校になんらかの課題や問題があるために転校を検討しているはずですから。

もし進級できたとして、来年同じことになってしまう可能性はないでしょうか?
現2年生なら、来年は進路のことも考えなくてはなりません。
今年よりもさらに切羽詰まった状況で決断を迫られることになります。

もし体調や精神面に苦しまれてきて、出席日数がぎりぎりのなか継続を模索している方なら「学年末テスト、当日行けるだろうか?」「あと〇日・あと〇〇の授業に出られなかったら、留年が決まってしまう」といった相当なプレッシャーが今後掛かってきます。
それを来年以降も、今の学校でしのいでいく覚悟が持てるのか... ということです。
「行きたくない」気持ちをかかえながら、単位習得(卒業)のために続ける時間は非常につらいものとなります。

高校は義務教育ではありませんので、自分で選んで入学した学校のはずです。
それが何らかの事情で「通いたくない」「いたくない」学校となってしまったことは、とても残念なことだと思います。
ただ、一度しかない高校生活を「行きたくない」という思いをおさえつけて、がまんすることばかりの3年間にしてしまうのはもっと残念なことです。

もし、今の学校での継続に不安を覚えたり、転校すること自体に、もしくはその時期を迷われている方がおりましたら、ぜひ一度ご相談ください。
個々人のお気持ちやご状況に合わせて、お力になれたらと思います。

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KTCおおぞら高等学院 溝の口キャンパス
家族支援カウンセラー 細野 嘉彦(ほその よしひこ)
お電話:0120-75-1105
メール:mizonokuchi-office@ktc-school.com
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