新潟県新潟キャンパスキャンパスブログ

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みなさん、こんにちは。KTCおおぞら高等学院では、生徒がそれぞれのなりたい大人になるために様々な取り組みをしていますが、新潟キャンパスでは今年度も「#なりたい大人 特別授業(002)」を行いました。この授業は、世の中で活躍をされている方々をお招きして、様々な角度から生徒が自分の将来について考えるためのヒントになる授業です。今回、講師にお招きしたのは、華道家元池坊の華道家 佐藤裕子様。講話&生け花のデモンストレーションをしていただきました。

特別授業①佐藤講師ご自身が生まれた家のこと、どうしてこの道にすすんだか、どんな失敗をしてきたのかなど、ご自身の学生時代などを振り返りながらお話をしていただきました。「お花」「英語」「ホテル」「アメリカ」「テニス」「講師」...、一見するとほとんどつながりがないですよね。でも、これらのキーワードがすべてつながって佐藤講師の「今」になっているんですね。今の中学生や高校生は多くの選択肢には恵まれているという考えもありますが、かえって「自分らしさ」という言葉にしばられ過ぎているのかな? と思うことがよくあります。大人からは「こうあるべき」ということはよく聞きますが、思春期の若者にとってはそれが理屈ではわかっても「体感」としてはわからない...。でも、「好き」っていうのは理屈から生まれるのではなくて、やっぱり自分の「体」からでてくるものだと思うんです。佐藤講師自身もはじめから今の道を目指してまっすぐに来たわけではなくて、自分の「好き」とか「興味」を追っていくうちに自然と「今」のところにいるそうです。講師ご自身、様々な失敗はされてきたようですが、今までにした仕事はすべて「楽しかった」と。講話の最後には、生け花のデモンストレーションをしてくださいました。「この花はまがっているけど、それを生かしたらとても面白い...!」と。

特別授業②授業後の生徒の感想です:「今していることが、人生において大事なものになるかもしれないと思った。」「将来はどうなるかわからないけど、自分の好きなことがついてくるということもあると思った」「好きなことが、あとからついてくるのだと思った」etc...。

今の子どもたちが「大人」と接するとしたら家族か学校の先生ぐらいしかいなくなっているなかで、ちょっと違った立場で話をしてくれる大人の存在はとても大切だと思います。将来が見えない今の時代だからこそ、将来どうなってもいいような「心の準備=好きなことを大切にする」ということが大切なのかもしれません。将来について、何か少しでもひっかかって前に進めない方は、一度KTCの雰囲気を感じてみませんか? 何かヒントが得られるかもしれませんよ。

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