新潟県新潟キャンパスキャンパスブログ

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みなさん、こんにちは。新潟県内では夏休みが明けて1週間が経ちました。新潟キャンパスでは8月最後の週末に、県内中学校、高校などの教職員の方を対象に研修会(ワークショップ)を開催しました。「不登校経験者のあの時の気持ちと今の気持ち ~経験者の声から学ぶ~」(後援:新潟県教育委員会ほか)と題し、講師には新潟市スクールカウンセラーの竹内 和人様をお迎えして、生徒とのかかわりについて様々な先生方と学び合いました。今回は、特別に新潟キャンパスを卒業し大学生活を送っている二人に協力をしていただき、学校生活に苦戦していたころの気持ちを率直に語ってもらい、教職員の方がそれをもとに普段の生徒への関わり方に役立てようというものです。ワークショップ20190831二人とも中学校時代に学校を休んでいた時期がありながら、全日制高校に進学したもののそこでの苦戦があり、KTCに転校をしています。カウンセラーの竹内先生が当時のことを丁寧に聞きながら二人がそれぞれの想いを率直に語ってくれました。それぞれの考え方は異なることももちろんありましたが、学校を休んでいたときにもどこかで「このままではいけないな」とか「将来はこうできたらいいな」というものがあったように感じます。なぜ悩むのかというと、心のどこかで自分にはできると信じているからなのでしょうね。ワークショップの中では、「対話」ということが主題にあがっていました。「先生」という仕事はあらかじめゴールを設定して子供たちを指導するという考えに陥りがちですが、「対話」とはゴールを設定せずに相手との相互作用によって、それまでは見えていなかったことが浮かび上がってくるというものです。KTCは「先生」ではなくて「コーチ」と呼びますが、まさにこの「対話する」ということをKTCのコーチは日々意識しています。この「対話」の作用によって、卒業生は自分の道を選び今は大学生活を頑張れているのかもしれませんね(一人はコンピューターの分野、一人は教育の分野に進むために大学で学んでいるそうです。とても立派で、当時を知っている私たちもお二人の成長を実感しました。本当にありがとう。またいつでも新潟キャンパスに来てください。これからのご活躍を願っています。)。

最近では多くの方が学校生活に悩んでいるようですが、本人だけでなく周囲の方(家族、先生)があらかじめ設定された「正解」を求めすぎて身動きがとれなくなってしまっていることが多いように思います。でも、「対話」と踏み出すタイミングがあれば、結果として「満足いく」ゴールに近づけるのだなということを二人の話を聞いていて強く感じました。学校を選ぶときに「学校のシステム(カリキュラム)」や「実績」ももちろん大切ですが、その学校の「空気感」とか「先生の関わり方」などが本人がうまく成長できるかどうかのカギを握っているのかもしれません(ちなみに、今回協力してくれた内の一人のお話は、ホームページ内の「卒業生の声」にも掲載されていますので、そちらもご覧になってみてください)。今の学校生活がうまくいかない、どうしたらいいかわからないという方は何かきっかけを見つけにKTCに相談に来てみませんか? きっと「対話」によって、今までは気付かなかった方法が見つかるかもしれませんよ。

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