愛知県岡崎キャンパスキャンパスブログ ブログ 2019.02.27 南海トラフ地震に備えて「防災特別授業」を実施しました!
https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=2929/reserve/?kubun=3&event=002&campus=29気象庁によると【南海トラフ沿いの大規模地震(M8からM9クラス)は「平常時」においても今後30年以内に発生する確率が70~80%であり、昭和東南海地震・昭和南海地震の発生から既に70年以上が経過していることから切迫性の高い状態です】と言われています。
岡崎キャンパスでは、年2回の避難訓練を実施していますが、より深く「防災」について学ぶために、2週にわたって「防災特別授業」を実施しました。
1週目は、岡崎市役所の防災展示コーナーにお伺いし、岡崎市役所防災課の職員の方から「生活の中に防災を」テーマに、自宅でできる備えを中心に教えていただきました。
最初に「活断層型地震(平成28年熊本地震など)」「海溝型地震(東日本大震災など)」の、揺れ方の違いを資料映像で学びました。その後、「ヘッドマウントディスプレイ」で、地震が発生した際のリビングやオフィスなどの室内空間を、3Dメガネをかけることにより疑似的な体験や、「家具の耐震化」に関する実験具で、家具を固定する必要性を学びました。 「ヘッドマンウントディスプレイ」で想定される「南海トラフ地震」の揺れを体験しました。
2週目は、岡崎市中消防署にお伺いし、起震車に乗車し「震度7」の強い地震の揺れを体験しました。その後、消防署の職員の方から「防災講話」をしていただきました。 生徒からは「想像していたものより、揺れが大きくて驚いた。」「家に帰ったら、家具の固定化について家族と相談します。」などの声が聞かれました。
この2週間で、生徒の防災意識は高まったようです。
岡崎キャンパスでは、机の上の勉強だけではなく、生徒が社会で生き抜く力を育むための学習にも力を入れています。