愛知県岡崎キャンパスキャンパスブログ

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KTCみらいノート®と本「中学生の頭の中身をのぞいたら、未来が明るくなりました。」

今日は私が生徒の成長を考える際に大切にしている「自己肯定感」について話をさせていただきます。
皆さん、最近では教育だけでなくビジネスの分野でも良く自己肯定感という言葉を耳にしませんか?
自己肯定感とは、自分の存在を肯定的に受け止められる感覚のことです。
自己肯定感が高い人は、様々な物事をポジティブにとらえることができ、反対に自己肯定感の低い人は「私は何をやっても駄目な人間なんだ」と物事をネガティブにとらえる傾向にあると言われています。
日本人はこの自己肯定感の低い人がとても多いとされています。
2014年に日本を含めた7カ国の自己肯定感の高さを問うアンケートを実施しましたが、その中において日本は最下位でした。
「自分の現状に満足しているか?」という問いかけに対し、ほとんどの国は満足をしている人が70%を超えていたのに対し、日本の満足している人の割合は40%前後でした。
私は、生徒たちにこの自己肯定感を高く持ち、自分から考えて行動することのできる自信の持てる大人に成長してほしいと思っています。
最近、ある本の中で日本人のしつけの仕方が自己肯定感を低くしているという内容を見つけました。
日本人は子どもを叱る際に「○○をしては駄目だ」「それは違うから、言う通りにしなさい」ということを頻繁に使い、それが子どもの自己肯定感を低くしているというのです。
子どもが成長する中で親や身近な人から褒めてもらいたいという承認欲求は誰しもが持っています。
その欲求のある中で「駄目」や「違う」を言われ続けると、次第に「この人が求めていることをすれば褒めてもらえるんだ。」という風な考えが頭の中にインプットされ、次第に自分がやりたいことよりも周りの人が求めていることを優先的にやるように考えてしまうそうです。
それが続いていくと、自分のやりたいことだけが否定されているように感じ自分の行動に自信がなくなり自己肯定感が低くなるそうです。
ですので、私は普段生徒と対話や指導をする中で、どのような行動をした時も「なぜそのような行動をとったのか?」というプロセスを問うようにしています。
どのような行動も、結果だけでなくプロセスを褒めたり叱ったりするように心がけています。
そうすることで突発的に駄目だ! とかそれは違う! などのフレーズを使う事は少なくなりました。
まだまだ私も完全にできているわけではありませんが、参考にできるなと思われた方はぜひ子育てのヒントにしてみてはいかがでしょうか?

岡崎キャンパス 鬼木将貴(おにきまさたか)

KTCおおぞらでは、生徒の成長を流すきっかけ作りを積極的に行っています。興味のある方は気軽にお問い合わせください。

一緒に自己肯定感を高めていきましょう!~一緒に自己肯定感を高めていきましょう!~