愛知県岡崎キャンパスキャンパスブログ ブログ 2021.08.27 【講演会】やる気を育むコミュニケーション 〜思春期の身体と脳の成長について考える〜
https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=2929/reserve/?kubun=3&event=002&campus=29皆さん、こんにちは、岡崎キャンパスの鬼木です。
7月31日(土)、8月21日(土)に「KTCおおぞら高等学院 岡崎キャンパス」と「NPO法人コネクトスポット様」の共催で「保護者の悩みに答えるワークショップ」を開催いたしました。
□題目
やる気を育むコミュニケーション
・私の関わってきた子どもの声
・やる気って何だろう?
・親の関わり方・役割 〜やる気の源を育む〜
・保護者ディスカッション
■講師
山下祐司 氏
NPO法人 コネクトスポット代表理事
作業療法士
キャリアコンサルタント
今回、山下講師には保護者の方から質問の多い「思春期の子どもに対するコミュニケーションの取り方」についての講演をいただきました。
普段、私も現場で生徒と接していると、生徒からは「(保護者の方との)コミュニケーションが上手くいっていない。」「いつも怒られるので疲れる。」などの声を良く聞きますし、保護者の方からは「最近、何を考えているのかわからない。」「(家庭で)何も話してくれないのでわからない。」などの声を良く聞きます。
当日もそういった悩みを抱える保護者の方が参加していました。
講演では「思春期の子どものやる気の出させ方」、事例を通じて「親の関わり方や役割について」「家族として家庭内で活用できるコミュニケーションの方法」などを山下講師の現場での体験をもとにとてもわかりやすく話していただき、大変参考になりました。
私は、講師がおっしゃられていた「普段から子どもと作戦会議をすることが大切です。 ①先回りして答えを教えるよりも『どうしたら良いのかな?』と質問してみる。 ②足りないもの(サポートしてくれる人、お金、自分の能力)を一緒に考える。 ③スケジュール(いつまでに何をするのか?)を一緒に計画する。 ④不安に感じていることを整理しておく。などのコミュニケーションを定期的に行っていけば、自然とコミュニケーションできる関係性が出来上がります。最初は一方的なコミュニケーションになったとしても、ちゃんと子どもの耳には届いているので伝え続けることが大切です。」という言葉がとても印象に残りました。
講演後半のディスカッションでは、保護者の方から「うちの子どもは中学生になってからは本当に無口なったんですけど、どうやって声をかけたらいいと思いますか?」「進路について子どもが何も考えてくれないし、全然話してくれないんです。どこまで親がすればいいんでしょうか?」など具体的な質問が多く出ました。
その質問に対して一つひとつ丁寧に答えていらっしゃる講師の姿が印象的でした。
貴重な機会をいただきありがとうございました。
KTCおおぞらでは、その他にも保護者の方に寄り添った教育活動を行っております。
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