愛知県岡崎キャンパスキャンパスブログ ブログ 2023.09.05 【プログラミングコース】自動消毒ロボットを一から設計・作製しました!
https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=2929/reserve/?kubun=3&event=002&campus=29
こんにちは。
岡崎キャンパスの宮嶋です。
まだまだ日中は暑い日が続きますが、朝晩の涼しさに秋を感じる季節となりました。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
今日は、プログラミングコースで使用している教材を使って、一からロボットを作製した生徒を紹介します。
3年次生のOさんは、プログラミングコースに在籍して3年目になります。
現在はコース最後の二足歩行ロボット競技に挑戦するために、まずは多足歩行のロボット製作に取り組んでいます。
そんな中で、Oさんがチャレンジしたのが「自動消毒ロボット」製作です。
コロナ禍を通して身近になった手指消毒スプレーは、手で押すもの、足でペダルを踏むもの、非接触でセンサーを使ったものと多種多様です。
今回は、ポンプ式消毒スプレーと普段の授業で使用しているロボットプログラミング教材を組み合わせて自動消毒ロボットを作製しました。
今回作った自動消毒ロボットに組立書はありません。
まずはどういう仕組みで消毒液を出すかを考えてから設計を考えました。
使用するスプレーは上から押すことでノズルから消毒液が噴霧されるものになっています。
そこで、センサーが手に反応したらロボットが上からノズルを押す動きをするロボットを考えました。
今回使用したセンサーは超音波センサーというもので、物体とセンサーとの距離を測ることができます。
センサーが手などの物体が近づいたことを感知すると、モーターが動いてノズルを押します。
このロボットを作る中で、Oさんに一番苦労したところを聞くと「ノズルを押して消毒液を噴霧する部分を作ること」と言っていました。
初めはハンマーのようにノズルを叩く動きにしていました。しかし、叩く力が弱かったり、当たる位置がずれてしまったりと、うまく消毒液が出ませんでした。
次に、ギアを組み合わせてエレベーターのようにブロックを下げて押す動きにしました。しかし、まっすぐ押したつもりでも、力が逃げてしまい上手く押せないことが多くありました。
何度も何度もロボットの形を変えて、試行錯誤を重ねていって、ようやくロボットが完成しました!最後にプログラミングをして完成! ですが、ここでもモーターを動かす時間や角度などで四苦八苦することに......
それでも細かい調整を繰り返して、ようやく自動消毒ロボットが完成しました!
今回のロボット製作において、組立書なしで一からロボットを作る難しさを実感したようです。
設計を一から考えることはもちろん、実際に作ったり動かしたりするとうまくいかないことも多くあり、頭を抱えている姿も見られました。
しかし、そうした苦労の末にロボットが完成した時の嬉しそうな笑顔や他の生徒がOさんの作ったロボットに驚き、「すごい!」と褒められてはにかんでいる姿が印象的でした。
Oさんはプログラミング系の専門学校への進学を考えています。
今回の経験が、Oさん自身のなりたい大人への第一歩になったのではないでしょうか。
今後プログラミングコースでは、おおぞら杯に向けたロボット製作も始まっていきます。
生徒の様子や頑張りをまた紹介していきますので、楽しみにしていてください。
岡崎キャンパスの宮嶋です。
まだまだ日中は暑い日が続きますが、朝晩の涼しさに秋を感じる季節となりました。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
今日は、プログラミングコースで使用している教材を使って、一からロボットを作製した生徒を紹介します。
3年次生のOさんは、プログラミングコースに在籍して3年目になります。
現在はコース最後の二足歩行ロボット競技に挑戦するために、まずは多足歩行のロボット製作に取り組んでいます。
そんな中で、Oさんがチャレンジしたのが「自動消毒ロボット」製作です。
コロナ禍を通して身近になった手指消毒スプレーは、手で押すもの、足でペダルを踏むもの、非接触でセンサーを使ったものと多種多様です。
今回は、ポンプ式消毒スプレーと普段の授業で使用しているロボットプログラミング教材を組み合わせて自動消毒ロボットを作製しました。
今回作った自動消毒ロボットに組立書はありません。
まずはどういう仕組みで消毒液を出すかを考えてから設計を考えました。
使用するスプレーは上から押すことでノズルから消毒液が噴霧されるものになっています。
そこで、センサーが手に反応したらロボットが上からノズルを押す動きをするロボットを考えました。
今回使用したセンサーは超音波センサーというもので、物体とセンサーとの距離を測ることができます。
センサーが手などの物体が近づいたことを感知すると、モーターが動いてノズルを押します。
このロボットを作る中で、Oさんに一番苦労したところを聞くと「ノズルを押して消毒液を噴霧する部分を作ること」と言っていました。
初めはハンマーのようにノズルを叩く動きにしていました。しかし、叩く力が弱かったり、当たる位置がずれてしまったりと、うまく消毒液が出ませんでした。
次に、ギアを組み合わせてエレベーターのようにブロックを下げて押す動きにしました。しかし、まっすぐ押したつもりでも、力が逃げてしまい上手く押せないことが多くありました。
何度も何度もロボットの形を変えて、試行錯誤を重ねていって、ようやくロボットが完成しました!最後にプログラミングをして完成! ですが、ここでもモーターを動かす時間や角度などで四苦八苦することに......
それでも細かい調整を繰り返して、ようやく自動消毒ロボットが完成しました!
今回のロボット製作において、組立書なしで一からロボットを作る難しさを実感したようです。
設計を一から考えることはもちろん、実際に作ったり動かしたりするとうまくいかないことも多くあり、頭を抱えている姿も見られました。
しかし、そうした苦労の末にロボットが完成した時の嬉しそうな笑顔や他の生徒がOさんの作ったロボットに驚き、「すごい!」と褒められてはにかんでいる姿が印象的でした。
Oさんはプログラミング系の専門学校への進学を考えています。
今回の経験が、Oさん自身のなりたい大人への第一歩になったのではないでしょうか。
今後プログラミングコースでは、おおぞら杯に向けたロボット製作も始まっていきます。
生徒の様子や頑張りをまた紹介していきますので、楽しみにしていてください。