埼玉県大宮キャンパスキャンパスブログ ブログ 2020.11.11 有効求人倍率って？　～楽しいだけじゃない、ためになる金属研磨体験～

新型コロナウイルスの影響が世界的に再び猛威を振るいだし、その上もうすぐインフルエンザの季節もやってきます。"免疫力アップには腸内フローラ"というのがここ数年のトレンドですが、実はもう一つ、とても重要な「門番」がいることはご存じですか？

みなさん、こんにちは！ KTCおおぞら高等学院 大宮キャンパスです。さあ、みなさんは先ほどの「門番」、なんだかわかりますか？ コロナやインフルエンザといえば、空気中を漂って鼻や口などの粘膜から体内に侵入してくることが知られています。そこで重要な役割を担ってくるのが【口腔内環境】です。私たちの口の中には様々な酵素や菌が存在していて、その環境を整えることでウイルスの侵入に備えています。

今回のみらいの架け橋レッスン®では、そんな我々の口の中の健康状態を保つために日々歯医者さんを支えている「歯科技工士」の仕事について知ろう！ ということで、埼玉歯科技工士専門学校の先生にお越しいただき、金属アクセサリーの研磨を体験しました！

"歯科医師"や"歯科衛生士"と比べると、あまり知名度が高くないように思える「歯科技工士」ですが、近年、若い働き手が不足しており、タイトルにもなっている"有効求人倍率"がなんと10～20倍（一人の卒業生に対して10～20件の求人が来ている）という状態だとか。歯科医師にも難しい、一人ひとりの患者さんに合わせた細やかな技術が求められる仕事のため、これからも多くの人材が求められる職種だということです。入れ歯や差し歯などを作る体験もできるそうなのですが、せっかく作るなら普段から持ち歩けるアクセサリーを作ろう！ とご提案くださり、今回の体験を実施してくださいました。歯科技工士という仕事の内容や将来性など進路選択に向けた講義の後、気に入ったデザインの研磨前アクセサリーを選んだ生徒たち。先生方のデモンストレーションを見ながら、（みなさんも歯医者さんで見たことがあるような、あの高速回転する）専用工具などを使い、くすんでいたアクセサリーをピッカピカに磨き上げていました。参加生徒たちは全員すごい集中力で、黙々と作品研磨に取り組んでいました。

「人の役に立つ仕事に就きたい」
「就業場所・時間を自分で決められる仕事っていいな」
「アクセサリー作りって楽しい」

今回の体験では"金属の研磨"という一つの作業に挑戦したのですが、参加生徒一人ひとり、違った価値を持つ体験になったと感じました。同じ授業でも、それが歯科技工士という"職業"に直結するのか、人の役に立つという"やりがいや目的"につながるのか。はたまた、金属加工という"全く異なる業種"へと視野が広がっていくのか。同じ空間を共有しながら、それぞれ全く違う"みらい"へと広がる可能性。これこそみらいの架け橋レッスン®の魅力だと思います。

"何をしたらいいのかわからない"
"自分の選択が正しいか不安"
"一歩を踏み出す勇気がほしい"
"とにかく高校生活で楽しいことをいっぱいしたい"

一つでも当てはまった方は、ぜひ一度体験してみてください。もちろん、みらいの架け橋レッスン®以外にも、たくさんの魅力的なコンテンツをご用意しています。どんな体験がしたいのか、お気軽にお聞かせください。みなさんのお問い合わせをお待ちしています！

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