宮城県仙台キャンパスキャンパスブログ ブログ 2020.11.11 『カラーバス効果』で自分の世界を変えよう
https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=99/reserve/?kubun=3&event=002&campus=9仙台駅東口より徒歩4分のところにあるKTCおおぞら高等学院 仙台キャンパスです。
いつもブログを見てくださっている皆さん、ありがとうございます。
皆さん、『カラーバス効果』という言葉を聞いたことがありますか?
これは「自分が意識している情報が自然と目に飛び込んでくる」という人間の心理効果のことを指します。今回は、私が『カラーバス効果』を体感した話を伝えたいと思います。
先日、みらい学科™の子ども・福祉コースの生徒たちと医療福祉の専門学校を訪問して「障がい」と「杖」について受講してきました。杖にも様々あり、障がいの種類や重さによって使い分けていること。また、ノーマライゼーションの理念で、道具も工夫され進化していることも勉強しました。この日は、色々ある杖の中で、実際に体験させてもらったのが「白杖(はくじょう)」です。白杖とは、視覚障碍者等、道路の通行に支障がある方が、歩行の際に前方の路面を確認するために使用する白い杖のことです。二人一組になり、一人はアイマスクをして白杖を持ち、もう一人は誘導です。実際に全く前が見えない状況で歩くのはかなりの恐怖を感じるらしく、誘導する人の声掛けや歩くスピードがとても重要です。「少し右にドアがあります。ここから少しだけ登坂です。」など細かな声掛けをしながら、うまく誘導できていました。実際に道路にある点字ブロックには種類があり、細かく点が打たれているものは止まれのブロック、線状になっているものは進行方向を示していることも教えていただきました。
そしてこの日以降、いつものように歩いていると、道路の点字ブロックが気になり自然と情報をキャッチしているのに気が付きます。今まで、点字ブロックがあることは知っていましたが、進行方向はこちらを示しているな、ここは横断歩道だからこのブロックだななど勝手に判断している自分に気づき、まさに『カラーバス効果』だと実感しました。
人間は、自分にとって興味のないものは、視界に入っても情報として受け取りません。逆に関心のあるものだけを受け取る仕組みになっています。今まで自分が経験したことのない新しいことを体験すること、新しいことを知ることで、『カラーバス効果』が発動し、全く違った世界が見えるようになります。
KTCおおぞら高等学院では「みらいの架け橋レッスン®」「みらい学科™」「社会の架け橋プログラム®」など、新しいことにチャレンジする機会や学ぶ機会がたくさんあります。新しい体験や学びを通し、興味や知識を広げることで、自分を取り巻く世界を一変させるチャンスがたくさんあります。
たくさんの学びを得るチャンスの中で、あなたなら、これから何に意識を向けていきますか?
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