宮城県仙台キャンパスキャンパスブログ ブログ 2021.12.22 人と人の繋がりを学び、帰ってきた生徒の成長を感じました。
https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=99/reserve/?kubun=3&event=002&campus=9こんにちは。仙台駅東口より徒歩4分のところにあるKTCおおぞら高等学院 仙台キャンパスです。いつもブログを見てくださりありがとうございます。
冬休みに入り、すっかり静かな仙台キャンパス。時間帯によって、学習に来る生徒や入学前の中学生が「くれしぇんど(中学生サポートコース)」に来ていて、賑やかな時間も過ぎます。
画像は、クリスマスをイメージに生徒が描いてくれました。暖かみのあるイラストで素敵です。
今回は、万全の新型コロナ感染対策の上、実施している屋久島スクーリングについてとその引率から帰ってきたコーチの声です。
スクーリングは少人数で実施しているのですが、全国の生徒が集まって一緒に活動しています。同じKTCおおぞら高等学院の生徒同士ではありますが、初めての顔合わせとなる生徒同士ということもあり、最初のうちはみんなガチガチです。「チームビルディング」と称されているユニークな自己紹介などを通して、クラスの生徒と交流を深めつつ、気がつくといつの間にか表情も緩み和やかなムードになっていきます。
「体験型学習」では、世界自然遺産である屋久島の大自然を体感するのが醍醐味のアウトドアです。体験の一部ではありますが紹介いたします。
先ずは、大川の滝(おおこのたき)です。屋久島では川のことを「こ」と呼びます。この滝、なんと落差88mで日本の滝100選(99番目)に選ばれています。ちなみに番号は北から順番に振られていますので、南から2番目にある100選ということですね。この滝の近くまで行くことマイナスイオンを目一杯浴びられるので、体の中が浄化していくのを感じました。
続いて、青少年旅行村(写真をご覧ください)について。ここは、環境保全の一環として清掃活動をしています。拾ったゴミは量を図り、分別して役所に届け出している、屋久島町公認の活動にも参加します。「自分たちの地球がきれいになることが嬉しい」と言っていた生徒が印象的でした。屋久島おおぞら高等学校が大事にしていることは「そこに生命がある」です。この言葉に正解はありません。生徒一人ひとりが自然体験とスクーリングを通して人、植物など様々な命に触れることで、生徒それぞれが学びとり、何といってもキャンパスに登校した時、生徒の表情に成長を感じます。糠盛コーチに聞きました。
Q:今回の引率で感じたことや気づいたことはありましたか?
A:普段から「多様性」を認め合い生活しているおおぞらの生徒ではありますが、屋久島に来てから、気がつくと生徒同士がお互いの声を聞こうという姿勢をみせてくれます。自分たちの力で問題解決を行い、日常生活の中では当たり前すぎて気づきにくい、人と人の繋がりを学べる機会となっていると思えます。困っている生徒がいれば手を伸ばしフォローしたり、フォローされたりと、非日常の屋久島だからより自然と行え、そこからの学びは、「生きる力」になるだろうと感じます。
コロナ禍で、人との接触を避けるようになり、昼食も黙食を求められ、イベントなどの行事にも制限が設けられている高校生活を過ごす生徒にとって、ここでの活動はとても大きな刺激にもなり、成長できる時間の一つとなっているはずです。
皆さんはなりたい大人になるために、どのような力を身につけたいと思いますか。なりたい大人になるために、いろんな選択肢の中から自分に合ったもの、自分の好きなことを見つけて自分の将来に向けて努力していける環境がここにはあります。
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