宮城県仙台キャンパスキャンパスブログ ブログ 2022.10.03 園児が自分でできるようにサポートする保育実習での気づき ~子ども・福祉コース~
https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=99/reserve/?kubun=3&event=002&campus=9仙台駅西口より徒歩4分のところにある、「おおぞら高校 仙台キャンパス」です。いつもブログを見てくださっている皆さん、ありがとうございます。
今回は、子ども・福祉コースの「保育実習」についてお伝えいたします。
普段、子ども・福祉コースの授業では、子どもの発育や保育環境についても学んでいますが、「保育実習」は実際の現場でそのような知識がどのように生かされているか体感できるとてもいい機会となります。
1年次生は最初のうち初めての「保育実習」にワクワクすると同時に緊張した様子もありましたが、園児の無邪気であどけない姿を見て表情が和らいでいきます。この日は、午睡後の実習だったので、眠そうな園児を起こし、トイレの介助、片づけ、おやつの準備、サポート。おやつが済んだら熱中症対策をしてお散歩へ、といった流れで保育が進んでいきます。
実習生の記録には様々な気づきが記されていました。その一部を紹介します。
◎おむつ交換の際に使用したバスタオルを自分で畳んで片づけるよう園児に声をかけていた。きっと保育者がやってしまった方が早いと思うけど、あえて園児にやらせていた。自分でできることを増やす、自分でやるという習慣をつける、発達を促進するなどのねらいがあることを保育士の方々から教わって、保育はただのお世話ではなくねらいをもってやるものだと分かった。
◎お散歩にて。熱中症が心配な時期。特に園児はコンクリートからの照り返しで大人より熱を受けやすい。日陰を選んで歩かせる。園児の健康や安全を守ることも保育士の役割。
◎転びそうになった園児は、あえて転ばせる。転ばないよう手を引っ張ったりすると脱臼の危険がある。園児の関節は未熟で脱臼の恐れがある。上手に手をついて転ぶことを学ぶチャンスだと聞き、驚きだった。
このような気づきは実習だからこそ得られたことだと思います。「子どもが好き」という理由から子ども・福祉コースを選択して勉強し始めましたが、学びを深めていくうちに「子どもの発達や教育、健康や安全」のことを考えるようになっています。「好き」を追求し、学ぶことで視点や意識が変化してきていることを傍で見守っているとよく分かります。好きなことを専門的に学び、なりたい大人になっていってほしいと心から願います。
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