宮城県仙台キャンパスキャンパスブログ

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大学の単位修得を目指す生徒たち
みなさん、こんにちは。仙台駅西口より徒歩4分のところにある仙台キャンパスです。いつもブログを見てくださりありがとうございます。

今回は仙台キャンパスで昨年からスタートした近畿大学の「科目等履修生」の話です。「科目等履修生」とは、当初社会人の学び直し(リカレント教育)が主な目的だったものが、法改正を繰り返し、高校生も履修可能となりました。大学に入学せずに、一般の大学生と同様に、特定の科目を履修し学習することができます。近畿大学通信教育部と連携して行うのですが、近畿大学通信教育部が高校と連携するのはおおぞらが初めてです。

それでは、高校生が大学の単位を修得するメリットとは何でしょうか?
2020年度に大学入試制度改革が行われ、入試が以前のような偏差値至上主義ではなく、「学力の三要素」を測る選抜方式に変化してきています。これまで「知識・技能」に重きを置いていたものが、それらにプラスして「主体性・多様性・共同性」、「思考力・判断力・表現力」が求められるようになっています。以前の「AO入試」や「推薦入試」では、面接だけで合否を決める大学も多くありましたが、現在の「総合型選抜」や「学校推薦型選抜」は必ず学力が測られます。ただ、必ずしも筆記試験というわけではなく、「提出書類・小論文・プレゼンテーション・面接」等、様々な形で「学力の三要素」を測るようになっています。自ら進んで大学の学習に取り組むことで、得られる経験や達成感は自信にもつながりますし、大学に提出する「活動報告書」等に記入できるので、そのことが強みになるはずです。もちろん大学の専門的な科目ですから、学習の難易度は上がります。そこは、自力で問題解決できるようコーチがサポートをしています。

仙台キャンパスでは、希望した2年次生が「科目等履修生」として、大学の勉強をスタートさせています。当初は高校の課題よりも難易度の高い大学の課題に対し苦戦していましたが、大学の学習に慣れてくると、自ら積極的に文献等を調べ、レポートを書き上げていきました。「自発的に調べるスキル」と「文章を構成・作成するスキル」が格段に向上していきました。また、大学の学びを高校生のうちから経験できたことで、大学での学習のイメージや大学進学への意識が増々高まったようです。

生徒に感想を聞いてみると
「内容が難しいです。それでも大学で行う学びを今、経験できていることは、これからに役立つと思っています。大学での学習イメージが具体的になってきましたし、少しずつレポートの文章が出来てくると、ようやくやれそうな気になってきました。」
「レポートにまとめる内容や文字数等が格段に難しかったです。しかし、実際に自分が大学へ行ったら学びたいと考えていた分野だったので、とても楽しく学ぶことができています。大学での学びを体感し、より進学への意識が高まりました」
と以前にも増して、進路をより明確に意識した前向きな言葉が返ってきました。話を聞いた生徒たちは、現在大学へのレポート提出は終了し、現在は、科目終末試験に向けて準備中です。卒業後の進路のために、目的をもって大学の勉強に向かい、大学の単位修得を目指す生徒たちに、はっきりとした成長を感じています。

ブログを見てくださっている皆さんの中に、通信制高校 サポート校という比較的自由な時間が持てる高校生活の中で、マイコーチ®と一緒に、自分の「好き」を見つけ、「好き」を追求し、ワクワクした高校生活を過ごしてみたいと思っている方はいないでしょうか。もし、進路に迷っている方がいましたら、見学に来てみませんか。「おおぞら高校」にしかできない高校生活を見ることができます。興味のある方、下部の「学校見学・個別相談 予約」またはお電話にてお申し込みください。
※感染症対策として少人数、完全予約制での開催とさせていただきます。施設の消毒や換気、クリアパネルの設置など、十分な対策をとっておりますのでご安心ください。尚、ご来校の際はマスクの着用や手指消毒にご協力ください。

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