宮城県仙台キャンパスキャンパスブログ

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辰年
仙台駅西口より徒歩4分のおおぞら高校 仙台キャンパスです。いつもブログを見てくださっている皆さん、ありがとうございます。今年もよろしくお願いします。

新年早々、地震や事故など辛いニュースが飛び交うスタートとなってしまいました。
今年の十二支は「辰」です。この文字の由来は「震」。これは生き物が大きく成長して変貌を遂げる様を、天に駆ける辰(龍)になぞらえたと言われているそうです。昨年まで努力してきたことが実を結び、成就する年で、さらなる努力をすることにより成功にいち早く辿り着くことが出来る年になるそうです。
また、十干は「甲」。つまり今年の干支は「甲辰」で、年の干支は60年で一周します。では、60年前の「甲辰」の年にはどんな出来事があったのかを振り返ってみると、1964年には東京オリンピック、更に60年前の「甲辰」では、日露戦争があり、どちらもそれぞれ日本が大きく変わる出来事がありました。
2024年は同じ状況ということになります。大きな変化や大きな改革は、何かしらの犠牲や痛みを伴うものですが、今はそういう時だということを受け止めて本当にいいものを残す努力をしていく時期なのだと思います。

こういったことを書いているうちに、社会の架け橋プログラム®で授業をしてくださった、高井俊太郎さんの授業を思い出しました。伝統を革新~前人木を植えて後人涼を得~というテーマの授業でした。
前人木を植えて後人涼を得、ということわざは長期的な視点で物事を見ることや、将来の世代のために今の世代が何をするべきかを考える重要性を教えてくれています。群馬県の山名八幡宮の宮司もされている高井さんの授業は、受け継ぐべき大切なものは残しつつ、時代に合わせて変化させるべきものは柔軟に変化させていくことが大切といった内容で、「甲辰」である今年にピッタリの内容だったと思います。今の行動が未来にどのような影響を与えていくか、しっかり考え行動できる一年にしていきましょう。
最後になりましたが、この度、石川県能登半島地震で被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。被災地の一日でも早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

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