宮城県仙台キャンパスキャンパスブログ

https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=99/reserve/?kubun=3&event=002&campus=9
「ソーシャルチェンジ」

みなさん、こんにちは。おおぞら高校 仙台キャンパスです。いつもブログを見てくださりありがとうございます。

仙台キャンパス周辺は落ち葉も増え、冬の寒さが顔を覗かせるようになりました。これまでのブログでもご紹介してきましたが、おおぞら高校では多種多様な授業を開講しています。その中でも、冬の寒さを跳ね返すといったら少し大げさにも聞こえますが、私たちが見る限りは、熱い想いを感じる場である授業「ソーシャルチェンジ」についてご紹介いたします。「ソーシャルチェンジ」とは、困っている人を見つけ出し、彼らを助け、笑顔にする企画を考えるチームでの探究学習です。予測困難で不確実な時代であり、世界が抱える社会課題はたくさんあります。「ソーシャルチェンジ」は、社会課題を解決するための方法を考えるだけではなく、そんな時代を生き抜くために必要な力を生徒が身につけることも目的の一つです。全12回の構成で、困っている人を助ける方法を生み出すために「困っている人はどんな人か」「どんなことで困っているのか」「どうしたらその人たちを助けることができるのか」といったことをチームで、時には他のチームや他のキャンパスと意見交換をしながら一つずつ段階ごとに考えていきます。参加している生徒は、回を重ねるごとにチームでの探究学習に楽しさを感じるとともに、自身の成長を実感することができているようです。

「ソーシャルチェンジ」に参加している生徒2名に行ったインタビューを紹介します。
どうして「ソーシャルチェンジ」に参加しようと思いましたか?
将来、国際問題や社会問題に関係した仕事に就きたいと考えていましたが、自分で調べたことや学んだことをアウトプットする機会がありませんでした。そんな時に「ソーシャルチェンジ」があると知り、参加してみようと思いました。
「ソーシャルチェンジ」に参加してみてどうですか?
今はまだ困っている人を助ける方法を考えている段階で、社会を変えているという実感はないけれど、参加しているみんなが同じ方向を向いていて、各チームや全体で仲が深まっているのを感じています。
今後の活動ではどのように進めていきたいですか?
現時点ではチームでアイディアを考えているけれど、最終的にはチームだけではなく、他のチームやキャンパス全体を巻き込んで活動していきたいです。


参加している生徒は、チームで全員が納得できる意見をまとめることに難しさを感じながらも、困っている人を助けるにはどのようにしたらよいかをチームで考えることに楽しさと喜びを体感しているようでした。
このように、おおぞら高校には生徒が成長し、その成長を表現できる機会が多くあります。大きく成長する生徒の特徴の一つに、主体的な態度があります。特別授業の時間や場所のみで考えるのではなく、それ以外の時間を活用して実際の行動を伴った活動にすることが重要です。インターネットで調べて終わりにするよりも自分たちでアンケートを作成し集計することや資料館や博物館に行くことで、その学びはより身に付き、根拠のある学びとなります。そのため生徒には学びを深め成長するために、積極的に活動に取り組んでほしいと考えています。
ブログを見てくださっている方の中に「おおぞら高校」で、自分らしい高校生活を過ごしてみたいと思っている方はいないでしょうか。まずは、実際の高校生活を見学に来てみませんか?
学校見学や個別相談は「学校見学・個別相談 予約」から、各イベントは「体験入学 予約」から、日程を選んでご予約ください。