滋賀県滋賀キャンパスキャンパスブログ

https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=3434/reserve/?kubun=3&event=002&campus=34

8月3日()に実施した中学生対象のオープンキャンパスの様子を紹介します。
前半は「学校説明会」ということで、全日制・定時制・通信制の仕組みの違いから、屋久島おおぞら高校のサポート校であるKTCおおぞら高等学院の特徴を説明させていただきました。
後半は講師による「ものづくり」の授業体験でした。
テーマは「レザークラフトでコードクリップをつくろう!」です。

「レザークラフト」、これは日本語でいうと革細工のことです。
中学生、高校生のみなさんは「革(レザー)」ってなんだかわかりますか?
「革」というのは、物(牛・豚・羊など)の皮から毛をとり、なめしたものです。
とても丈夫で、何年も使っているうちに色味も触り心地も変わる、面白い素材。
高級品から、人工的に作られた安価な革製品まで様々なものがあります。

今回用意したのは、本物の豚革です。
製品になるための処理が行われていない、そのままの革なので触感が少し違います。
一緒に参加されていた保護者の方々も「お~!」、「へ~!」と声をあげていました。
今回はこの革から「コードクリップ」を作っていきます。
「コードクリップ」は、充電器やイヤホンなどのコードをまとめるためのクリップのことです。
まずは革に薬品を塗っていきます。
ふさふさしている革の表面を平らにするための作業ですが、ちょっと根気のいる作業。
「色が変わる!」
「あ、触り心地が変わってきた!」
など、みんな感覚を敏感にして体験を進めていってくれました。
次に、穴を開けたり、刻印をしたりボタンをつけたり...という作業をしました。
木槌を使った作業なのでカンカンカン!と音が鳴ります。
ずっとカンカンと音を鳴らし続け、刻印にはまったり...!
様々な模様のある刻印を組み合わせて、思い思いの模様ができていきました。
普段使いできる「コードクリップ」。
使えば使うほどに味が出てくるので、ずっと使ってもらえたらなぁと思います。

滋賀キャンパスでは、毎月1回オープンキャンパスを実施しております。
次回は914()なので、通信制高校の仕組みやKTCの様子を知りたい方はぜひお越しください