滋賀県滋賀キャンパスキャンパスブログ

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「写真・動画」のレッスン、後期のプログラムは「写真」に着目しています。
今や、携帯電話についているカメラの画質や機能の精度はとても高いです。

InstagramTikTokなどのアプリも普及して、「写真」は生徒たちにとって、とても身近な存在のように思えます。
しかし、その「写真」をとる"カメラ"のこと、みんなはどれくらい知っているでしょうか?
15年前くらいまで携帯電話には"カメラ"はついていなかったし、20年前には"デジタルカメラ"もあまり普及していませんでした。

それまで使っていたのは"フィルムカメラ"です。
今のように撮ってすぐに画像を確認することもできないし、光の具合を自分で調整する必要もありました。
その調整した光をフィルムに焼き付けることで「写真」が撮れます。

そこには、光を留めたい、この瞬間を残しておきたい、という人の想いがあります。
その想いからこの技術が作られてきたことを感じると、簡単に取れる携帯電話での「写真」も、また違う目線で見ることができます。

さて、そんな"カメラ"の元々の構造を知るために、【ピンホールカメラ】を制作しました。

▼【ピンホールカメラ】って?
【ピンホールカメラ】は、なんと紀元前から発見されていた現象を使った"カメラ"です。
乱反射した光のうち、ピンホール(穴)の1点に入る光線が、スクリーンに像を映します。
ちょっとわかりにくいので、最初に理科が専門のコーチに説明をしてもらいました。
その像が反転して見えるのも、なぜ見えるのかも、不思議です。

▼作ってみよう!
今回は「カメラのキタムラ」さんが夏休みの工作用に出してくれているデータを使って実験しました。
切ったり貼ったりしているうちは、これがどのようになるのかを想像しづらかったようですが、実際に完成して見てみると...

▼見えると楽しい!
「見えた!!!」
「すごい!」
「こっちと見え方が違う!」
など、様々な発見があった様子でした。
作業の仕方で図像の鮮明度が違うようで、それぞれの"カメラ"を交換し、違いを考えることができました。