東京都東京キャンパスキャンパスブログ ブログ 2019.03.28 【卒業式】3月16日卒業式。卒業生のみんなおめでとう。卒業生の答辞を紹介。  

3月16日、新宿区の四谷区民ホールで卒業式が行われました。
卒業生の答辞を一部紹介します。

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冬の寒さも和らぎ、穏やかな春の兆しが見られるようになりました。私たちのためにこのような心のこもった式典を挙げていただいたこと心から感謝申し上げます。

私は高校一年の終わりごろ、KTCおおぞら高等学院に転校してきました。私は、側弯症という病気で、長時間同じ姿勢のままでいると体がつらくなってしまいます。

～中略～

中学まで普通にできていたことが出来なくなった自分に対する自責の念、はやく「普通」に戻りたいという焦りに体が追いつかず、KTCに転校してきてからも自信を失い続けるばかりでした。

高二の秋、マイコーチからカナダの短期留学プログラムを進められました。
当時は一般受験を考えていたのと、人とのコミュニケーションがおっくうになっていたため、最初は行きたくないと感じていたのですが「人生が変わる」と強く勧められ、自分も「このままじゃだめだ」と感じ挑戦を決めました。
私は中学校がいわゆる進学校で「勉強ができなければ人生は終わりだ」とそれまでは本気で思っていました。
しかし、カナダへの留学を通し「異なる考え方を受け入れる姿勢」が人との関わりには必要だ、と気づきました。初めての環境に不安もありましたが、英語だけでなく人として生きていくうえで大切なことを身につけられました。
「勉強ができる」ということだけがそれまでの自分のものさしでしたが、この経験を通して新たなものさしができました。
人をそのまま見つめることができるようになりました。それは、個性を認め、私たちを信じてくれたこのKTCでなければ得られなかったものだと思います。

～中略～

KTCは挫折や失敗、悩みを理解してくれる人がたくさんいます。
また、年齢関係なく対等に話せる人がとても多く、自分にとってすごく居心地のいい場所でした。

私には今、夢があります。それは大学で人を守る力である法律を学び、将来、法曹になることです。

KTCで学んだことを活かし、次のステージへ進みたいと思います

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1年次生の4月に新入生として入った生徒、途中で転入学してきた生徒、KTCにきた経緯は様々です。卒業までうまくいく時もうまくいかない時もありましたが卒業の日を迎えられたこと、うれしく思います。

卒業おめでとう。

新しいステージでの活躍を期待しています。（金森）