神奈川県湘南キャンパスキャンパスブログ ブログ 2019.08.06 進路を真剣に考えた高校の夏休み時の話【あるコーチ編】

こんにちは!湘南キャンパスの武田です。
毎日暑いですが、みなさんはどんな夏休みをお過ごしですか?
「勉強や課外活動に励み、素晴らしい夏休みを過ごしてください!」なんて言えたらいいですが、
私はそんなことを言えるような高校生活を過ごしていませんでした。

私も通信制高校を卒業した一人です。

サポート校ではなかったので、自宅でレポートをやって、時々スクーリングに行き、
少しバイトをするという、のんびりした毎日を送っていましたが、
夏休みのほとんどは、常に何かを食べながらソファーでテレビを見て過ごしました。

卒業後のことは、真剣に考えていなかったです。
というより考えたくなかった。
入学試験が無いという理由で、専門学校に行くか、それかフリーターでいいかと思ったりしていました。けれど、専門学校に行くほどやりたいこともなければ、社会人としてやっていく覚悟もないんですよね。何も考えたくないし、勉強もしたくない私は、あっという間に高校3年生の夏になってしまっていました。

そんな時、学校から送られてきた1枚の書類が、私の運命の分かれ道でした。
「進路指導希望の生徒は、担任に連絡すること。」と一言だけ書いてあった気がします。
そこで初めて重い腰を上げて、担任の先生宛に電話をしました。

自宅でレポートを進める通信制高校だったので、会ったこともなければ話したことも無い先生に、いきなり進路指導の相談なんてちゃんと聞いてもらえるのかな。
不安もありましたが、結果的にものすごく親身になって聞いてもらえました!

初めての面談で、「受験勉強してないし、今からする気にもなれないから、大学には行けない。
そもそも勉強が好きではない。
専門学校に行くほどやりたいこともない。どうしたらいいですか?
受けたら受かるような短大はないですか?」

という私に、「やりたいことがないなら、むしろ大学に行ったらいい。試験が嫌なら、AO入試を受ければいい。」

と教えて下さいました。
自分では考えもつかないことで驚きましたが、そこからオープンキャンパスに行ったり、
自分なりに大学を調べるようになりました。

高３の夏休みに、初めて進路について真剣に考えました。

結果的にAO入試で大学に入学し、4年間考える時間もできました。
就職、転職時には、大卒で良かったと思いました。

私がみなさんに伝えられることは、
一人で悩んでいるより、人生の先輩であり、教育のプロである先生に相談することで、開ける道はあるということです。
ぜひ進路をしっかり考えて下さいね。

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