神奈川県湘南キャンパスキャンパスブログ ブログ 2022.08.31 食事に「とろみ」が大事とはどういうこと? ~シニアフードアドバイザー・認知症介助士の資格検定取得を目指して~
https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=2323/reserve/?kubun=3&event=002&campus=23みなさん、こんにちは♪
夏休みも終わり、通常モード全開の湘南キャンパスです。
今日は、キャンパス内で開講された「シニアフードアドバイザー」と「認知症介助士セミナー」の資格検定講座についてご紹介します。
参加生徒に話を聞いてみました。
「シニアフードアドバイザー」に1年次生参加のみずきさん
★どんな内容のお話でしたか?
食べることが難しくなってきた高齢者に合わせて、食事が楽しくできるように工夫することについての話です。
★学んでみてどうでしたか? 新たな発見等。
もともと興味があって、楽しみながら聞けたので、どんどん知識が増えていきました。
例えば、牛乳だったりとか液体の飲み物は「とろみ」をつけて飲ませてあげることに「もし自分が」と考えたら、「そこまでしないと飲めないんだ...」ということ自体に正直、「衝撃」というか「ショック」を受けました。
喉を通る際、私たちは普通に飲み込む動作ができるけど、液体だったり、パラパラしたものだと、筋力や能力が劣ってしまった高齢者には難しく、そこを小さな塊にすることで、脳は「飲み込むもの」と認識するので、飲み込みやすくなる。など、「へぇ!」と感じることばかりでした。
★知識を得て自分の中で変化はありましたか?
自分の祖父母が将来的にそういう介助が必要になった際、自分がやってあげたいな♪ という思いが強くなりました。車で行ける距離に住んでいるおじいちゃんは、食べることが本当に大好きで、いつも楽しそうに食べています。
コロナ禍で外出ができない今は、お家で楽しく食べているけれど、いつか、お外にも行けない、楽しくも食べられないという時が来たら...
私が楽しく食べることをやってあげたい! と思いながら、知識のシャワーを浴びていました。なので、総じて楽しかった♪ です。
講義自体は、勉強! 勉強! 勉強! という感じだったけれど、私にはそんな感じもなく、どんどん知識が得られて、とても有意義な時間でした。
「認知症介助士セミナー」に2年次生参加のTくん。
★どんな内容のお話でしたか?
基礎の基礎。認知症の定義とか、今の日本の現状とか。
加齢が主な原因とされる病気で、細かく見ると、アルツハイマー型・血管性型・レビー小体型の3つを合わせてそれだけでもう80%なんだよ。
➡ということは、認知症の中にも色々な病名があるということですね?
➡そう! それらをひっくるめて「認知症」と呼んでいるの。
★学んでみてどうでしたか? 新たな発見等。
認知症の内訳内容がわかったのが良かったな。アルツハイマーが半数以上でだんだんと進行していく。血管性型は20%で急激に進行する。レビー小体というのは初めて聞いた言葉だった。
★知識を得て自分の中で変化はありましたか?
認知症の方に対しては、(歳を取ると高音が聞き取りにくくなるから、)低い声でゆっくりと話しかけてあげるのが良く、相手の目を見て話しをするとか、基本的に、優しく接してあげることが大事。
受ける前と後で劇的に自分の中で何かが変わったことはなかったけど、前日のシニアフードアドバイザーに続き、丸っと講義90分×2をこなしたのは、自分的に頑張れたかな!
今回、実際に講義を受けた二人に話を聞きましたが、ひとつステップを踏んだようです。
新しいことを知ると、またひとつ扉が開けて、違った世界が見えてきます。
この後は、得た「知識」を自分の中に落とし込んで「知恵」として使えるよう、試験に向けて勉強をした成果が、見事「合格」という形で認められ、それが自信につながるといいなと思います♪
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