東京都立川キャンパスキャンパスブログ ブログ 2019.04.11 通信制高校サポート校　KTCおおぞら高等学院　立川キャンパス卒業式 3年間で成長した力を生かして、皆の大切な人たちを幸せにしてあげてください

入学するまで、入学してから、生徒たち皆それぞれに様々な想いがあったことでしょう。
これから進んでいくそれぞれの道でも、同様に考えることがあるでしょう。

キャンパス長の式辞では、「過去と人は変えられないが、未来と自分は変えられる」と生徒たちへ伝えらえました。

変化の多い時間を過ごしてきた生徒たち。
その中には挑戦もあり、苦難もあったはずです。後悔することもあったと思います。

しかし、それを乗り越え、周囲から認められたりして、得られたものがあったはずです。
そしてこれからも、周囲や自分自身の変化を感じ取り、成長していってくれると信じています。
そうした3年間の生活を振り返り、答辞をよんでくれたうちの一人が梅田駿介くんです。
梅田くんの答辞をご紹介します。

「本日はお忙しい中、私たち卒業生のために、このように盛大で心温まる卒業式を行っていただき誠にありがとうございます。何より、ご多用の中ご出席いただきました、ご来賓・保護者の方々に心から御礼申し上げます。

また、このような場に卒業生を代表して立たせていただいていることに、もちろん緊張していますが光栄にも思います。三年前の卒業式では、まさか卒業式で代表挨拶をするなんて想像していなかったです。
私は小学生の後半から学校に行けなくなり、中学校では朝、先生に顔を見せて帰るだけでした。中学の頃の私は、当たり前のことができなくて、自分を責める毎日でした。

進路を決める時期になり、私は学校に通えている時期が短かった為、進学できる学校が限られていました。その中で知ったのがKTCでした。存在を知ってからは『くれしぇんど※』に緊張しながら通い、雰囲気が気に入ったので入学を決めました。

入学してから一か月は、毎日登校していましたが、体が緊張で固まってしまいがちで『みらいの架け橋レッスン』にもとても参加できる状態ではありませんでした。そんな学校生活が続いていた中で、ゴールデンウィーク明けに大きな変化が起こりました。それは、コーチに誘われてキックボクシングに参加したことです。

そこで私に影響を与えてくれたのは先輩です。先輩は、とにかくがむしゃらに物事に向かっていく人で、私にとってまぶしい存在でした。先輩とキックや筋トレをしていくうちに、己享や晴哉という最高の仲間と出会うことが出来ました。キックをやっていて、自分自身に少しずつ自信を持つことが出来、カナダ・フィリピンへの２度の留学へ挑戦することや、学院祭の実行委員長も経験することが出来ました。

伊藤コーチ。キックボクシングに誘ってくれて、みっちり鍛えてくれて、気持ちで負けない！ということを教えてくれてありがとうございました！おかげさまで、最高の先輩・友達・後輩に出会うことが出来ました。

栗原コーチ。１年次生でカナダに行き、帰ってきたときに、自分のことのようにとても喜んでくれたことを今でも覚えています。3年次生で進路を自衛隊に決めた後、不安でいっぱいになっていた時は『駿介なら大丈夫！俺が信じるお前を信じろ！』と熱く語られ、栗原コーチがここまで言ってくれるなら大丈夫だ。と安心することが出来ました。話すことが苦手だった私の話は半分以上が愚痴でしたが、3年間いつも親身になって話を聞いてくれて、私の進む道を導いてくれました。本当にありがとうございました！

後輩たちへ。これからのキックは任せたので、今まで以上に団結して頑張ってください。
そして、これからの学院生活を楽しんでください。

最後に家族へ。18年間ありがとう。すごくつらい時もそばにいてくれて、八つ当たりみたいなことも色々したけど、手を放さず温かく見守ってくれてありがとう！

私は、18年間生きてきた中で、多くの人に支えられました。今この場所に立てていられるのもこの学校のコーチたちに支えられたからです。よく、『人間はひとりでは生きていけない』と聞きますが本当です。必ず自分を支えてくれる人はいます。その人たちへの感謝を忘れず、これからの人生を歩んでいきたいと思います。

3年間ありがとうございました。」
※中学生から通学できるサポートコースです。

答辞の中にあるように、「人間はひとりでは生きていけない」「支えてくれる人がいる」ということは我々コーチにも言えることで、生徒の皆さんと関わっていくことで、毎年、教えられ、学んでいます。皆ありがとう。
これから先、みなさんが経験することは、きっとすべていきてくるはずです。
自分がどうなりたいのか、ということを常に思い描き、なりたい大人になっていってください！

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