香川県高松キャンパスキャンパスブログ ブログ 2019.03.30 卒業生を送り出す在校生の気持ち(卒業式送辞より抜粋)
https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=4444/reserve/?kubun=3&event=002&campus=44卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます。
卒業生の皆様にとってKTCでの高校生活はどのようなものだったでしょうか。きっとそれぞれ、数え切れないくらいの思い出があったことでしょう。
私は、みらいの架け橋レッスンや職場見学、カナダ・バンクーバーへの留学等、他校では経験することのできない特別授業を通して、先輩方とかけがえのない思い出を作ることができました。
親元を離れた海外生活は、日本で過ごすのとは比べものにならないほどの濃厚な1週間になりました。
今思えば、充実した海外体験ができたのも、一緒に渡航した先輩のみなさんが、不安で押しつぶされそうになっていた私へ優しく接してくださり、フォローしてくださったことがとても大きかったです。
「不安は不思議とないよ。楽しみしかない!」と頼もしいC先輩。
「英語? どうにかなるよ♪」と大人の余裕すら感じる、どっしり構えたD先輩。
非日常の環境のなかでも、周囲に流されることなく、自分のペースを保つH先輩。
一つ年上の先輩方は、私には信じられないくらい大人に見えたのをよく覚えています。
帰国したのちも、好きなカフェやメイク道具、ゲームの話で盛り上がったり、一緒に手ごねパンを作る選択授業「みらいの架け橋レッスン」に参加して、他愛のない話で和気あいあいと過ごした時間は、私にとって今でも宝物です。
今年度の秋には、一年でもっとも大きな行事である学院祭がありましたが、同じ実行委員としてリーダーシップを発揮してくださった、M先輩にも、とても感謝しています。まじめで思いやりがあり、「自分」というものをしっかり持っているM先輩も、私が尊敬する先輩の一人です。
中学時代の私が想像していなかったほどの、とても充実した高校生活。
この高校生活のスタートは、同じ中学の特別教室「であいの部屋」で出逢ったT先輩でした。
幼なじみであり、私へKTCの存在を教えてくださったのは紛れもなく、T先輩でした。
入学後も、キャンパスに慣れることに精いっぱいだった私に、多くの先輩方が優しく話しかけてくださり、おかげでスムーズにキャンパス生活に慣れることができました。
また、年に一度の屋久島スクーリングでは、圧倒されるほどの大自然の中で、全国のキャンパスの友達と一期一会を感じ「自分が当たり前だと思っている価値観も大切。」「それとは違った価値観も同じくらい大切」と、広い視野で物事を考え「いろいろな人がいる!」「カナダで多様性にぶつかったときも、同じ人間なんだから大丈夫! と乗り越えられたから」と多様性を認めることができるようになりました。
このように、私の高校生活は、色々な先輩や仲間がいて...。
全日制高校では送ることができなかったであろう、彩りあふれる毎日です。
私も、今まで十七年の人生のなかで、悲しいこと、楽しいこと、悔しいこと...。
色々な経験をしてきました。
しかし、その経験が「今の自分にとって必要だった」と気づくこと。
「その経験があったからこそ、今の自分があると実感すること」ができたのは、一緒にキャンパス生活を送ってきた先輩方が気づかせてくださることが多くありました。
私たち在校生は、この春からKTCおおぞら高等学院 高松キャンパスを今までのように。
そして今まで以上に、楽しいキャンパスに。
そして、「なりたい大人になるための学校。」として、素敵で活気あふれる明るいキャンパスにしていきます。
先輩方も、次の新たなステージで、ご活躍になることを、在校生一同心よりお祈り申し上げます。
Good Luck!