栃木県宇都宮キャンパスキャンパスブログ

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自衛隊の制服を試着した生徒が、隊員になりきって敬礼しています。
おおぞら高校 宇都宮キャンパスです。夕立が増えてきました。いよいよ雷様の季節が来たと思い知る今日この頃です。

唐突ですが皆様、「自衛隊」と聞いていちばんに思い浮かべるのは何ですか?
私は大学生の時に競馬場でアルバイトをしていたことがあるので、大きなレースでファンファーレを演奏する楽隊の姿を連想します。

この度宇都宮キャンパスでは、みらいの架け橋レッスン®の一環として、自衛隊の一員として働く皆様をお招きし、様々なお話を聞くという企画を実施しました。名付けて「聞かせて! 自衛隊!」
陸上自衛隊海上自衛隊航空自衛隊と全ての現場から、実際にどのような仕事があるのか、どんな日常を送っているのかを聞かせていただきました。会計専門、気象観測などのコンピューターや図がメインの相手となる仕事の存在は、生徒が予想していた「体力が不可欠」「訓練がきつい」という考えを裏切るには十分! 特に「僕は高校生の時帰宅部だったんだ。今も、普段からこの筋トレを! というのは特にないんだよ」という海上自衛隊の方の言葉では、生徒はほとんど一様に、驚きの表情を浮かべていました。ただ、全く何もというわけではないようです。年に1回体力テストのようなものがあり、時期が近づくとそこに合わせて体力を作っているのだとか。
またある生徒は別のイメージを裏切られたようで「ブラックな想像だった → 3週間近い休みがとれる」と、メモをとっていました。もちろん、使っているのはKTCみらいノート®です。ご覧くださいこの表情!
メモをとったり、現場で使われている物に触れながら学んでいる生徒自衛隊の仕事の話を聞いた後は、現場で使われている物に触れながら学びました。制服は昨年同様試着することができ、生徒は大盛り上がり。皆様が最初にご覧になったのは、その時の写真です。3人とも1年次生の生徒ですが、とても様になっていると思いませんか?
また、今年は携行糧食も並べられ、生徒は実際に手に取りながら「種類がたくさんある」「何か所もの製造会社が関わっている」など、それぞれの気づきを得ていました。
その中に、昭和の糧食の写真についていた「昔より美味しくなった」という説明に注目した生徒がいました。
「えっ、昔はご飯も缶だったの! 今の生まれで良かったな」
「でも、もしかしたら10年後には、今のこれ見て私たちくらいの人が言っているかもよ?」
隊員の方が、それを聞いて、こう言っていました。
「将来、あなたたちがもっと美味しくなったのを作っていたりしてね!」
そう聞いた生徒は、何かに気がついたような顔で互いを見詰め合いました。

今日の出来事で、実際に自衛隊に入る生徒が出るかどうかは、まだ誰にもわかりません。しかし、もしかしたら彼らの中の誰かが将来自衛隊を支える場所で働くかもしれません。或いは、自衛隊と関わる誰かと出会って何かをすることがあるかもしれません。その時に今日のことが、なにがしかの形で生徒の役に立つでしょう。
何より「自分のイメージは、実際とはかけ離れていることがある。そしてそれは実際に触れてみないと気付けないことがある」「自分たちが何かを変えていくかもしれない」と知った経験は、いざ自分のみらいを選ぶ時に、きっと「なりたい大人になる」助けとなるに違いありません。

おおぞら高校では、こうして本物に触れるなりたい大人になった大人の声に触れる機会を他にも設けています。具体的にどんなことをするのだろう? と思われた方がいらしたら、ぜひお気軽にお声がけください。
夏休みの期間も、おおぞら高校により詳しく触れていただく機会をたくさん設けております。ページ下部の電話番号・リンクからのお問い合わせお待ちしております。