栃木県宇都宮キャンパスキャンパスブログ

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おおぞら高校 宇都宮キャンパスです。
おおぞら高校では、年に2回卒業式が行われます。1回は、年度末に当たる3月。そしてもう1回が9月です。この度の前期卒業式は卒業生を保護者の方とコーチ一同が囲み、温かな雰囲気の中で行われました。保護者の皆様、お忙しい中ご列席くださりありがとうございました。
小規模とはいえ厳かな雰囲気で始まった式。今年は、その中で生徒が保護者への手紙を読む場面がありました。「たくさん心配をかけましたが、最後の最後まで信じて待ってくれてありがとうございました」と感謝の言葉を語る姿に涙する保護者の方もいました。

閉式の辞の後には「ジブンのキセキ」の発表が行われました。今年度から始まったこの「ジブンのキセキ」は、これまでの自分を表現し発表するという卒業制作です。やり方は完全に自由! 一番乗りでの制作となったこの度の卒業生も、三者三様の「キセキ」を披露してくれました。皆様にご紹介いたします。これまでの自分を表現し発表するという卒業制作を披露してくれました一人目は、自分史をパワーポイントにまとめ発表をしていました。親元を離れる、働くことに挑戦する。成功体験だけではなく挫折も何度となく味わった彼。それでもへこたれることなく努力や挑戦を重ねてきたこれまでの経験を振り返り、その独自の視点から自分の成長を表現していました。「ぶっつけ本番の発表です」と話していましたが、会場は時に涙、時に爆笑に包まれ終止和やかな雰囲気でした。

二人目は、創作漢字を毛筆で揮毫し、そこに込めた思いを発表しました。彼が創作した漢字に込められた意味は「自分はに支えられて長した」というものです。キャンパスで過ごした日々を象徴的に表す作品となりました。彼の作品には、保護者の方やキャンパスのコーチといった、自身を支えてくれた人々への感謝の気持ちが込められていました。

三人目は、写真のスクラップを作成しました。ずっとイラストを描いてきたスケッチブックに「軌跡」という漢字をカリグラフィーを施して書き、その上に教室や学校生活を共にした筆箱などの写真をスクラップしていくという作品でした。装飾した字を敢えて隠すように写真を貼ったのは「自分の軌跡は、様々なものが重なってできている」という彼自身の考えの表れ。卒業式の場、という最後の1ピースがその場で嵌められ、彼の「高校生活の軌跡」は晴れて完成を迎えました。この作品は、一緒に歩んだマイコーチ®との共同制作であり、彼の学校生活の思い出が詰まったものともなりました。

今回の「ジブンのキセキ」の発表は、一人ひとりが様々な思いを持って取り組んだものです。高校生活では、時に失敗したり、挫けそうになったりしたこともあったでしょう。しかし、友人様々な大人や時には大自然と関わる中で最後には前を向いて卒業まで駆け抜けました。何より、保護者の方の力は何ものにも代えがたいものだったことでしょう。
コーチ一同、卒業までのたくさんの経験と思い出を胸に羽ばたいていく卒業生を心から応援しています。

おおぞら高校は「なりたい大人になるための学校®」です。私たちと一緒に、なりたい大人を目指してみませんか。
ご興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。