栃木県宇都宮キャンパスキャンパスブログ

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手がけたイラストを両手に持って見せてくれています。そのイラストには、「好き」×「100年間のじぶん」が表現されています。

おおぞら高校 宇都宮キャンパスです。
以前の記事でもご紹介していますが、北は仙台から西は熊本まで全国にキャンパスがあるおおぞら高校では、全国の仲間と全力で競う「おおぞら杯」が、年に一度開かれます。みらい学科™の生徒なら誰でも挑戦できる「おおぞらカップ」の中でも最も参加者が多いのがイラスト部門。

今年のテーマは「好き」×「100年間のじぶん」

今年も全国の生徒から、300近くの応募作品が集まりました。そして、なんと今年は宇都宮キャンパスから予選突破者が! 今回は「ずっと好きなもの」というイラストを描き、決勝大会までを経験した3年次生の生徒へのインタビューをお届けします。
エントリーし、制作が始まったのは夏休み前。そこから一次審査を経て、秋まで続いたイラスト部門。長い時間の中での様々な思いをすぐ言葉にすることは難しいのでじっくり考えたいということで、文章にして答えてくれました。生徒の文章そのままでご紹介します。是非、熱い思いを感じてください。

①どうして今回おおぞら杯イラスト部門にチャレンジしましたか?
昔から絵を描くことが好きで、自分の絵で勝負してみたかったからです。

②これまでのおおぞら杯チャレンジしてきた経験は?
2年次の時もおおぞら杯のイラスト部門にチャレンジしました。
2年次の時の絵は予選通過できませんでした。それが悔しくて今年もチャレンジしたっていうのもあります。

③今回の作品に込めた思いは?
今回のテーマが「好き」×「100年間のじぶん」で、好きなものは絵を描くことなので、100年間絵を描くことを好きでいたいというという思いを込めて書きました。
おおぞら杯の説明を受けた際に「100年間のうちどこかを切り取って」と言われたのですが、私の場合切り取るというより100年間を全体的に描いてしまったような感じです。絵を描きながら眠っているのが今の自分で、左下から伸びている手は幼少期の頃やおばあちゃんになった自分を表しています。いろんな時代の自分と一緒にお絵描きできたら楽しいだろうなと思いながら描きました。
この絵は上から見た構図ですが、元々はもっと横から見た構図で描き進めていました。締め切りの3日前ぐらいになってやっぱり構図を変えよう! と思って描き直しました。なので締め切りの前は夜中2時ぐらいまで描いていました。いつもなら線画をしっかり描いてから色塗りに入るのですが今回は線画を描く時間もなくて、ラフの上からいきなり着彩という感じで厚塗りっぽい仕上がりになりました。

④予選を通過したときの気持ちは?
予選通過したと聞いた時はもちろんすごく嬉しかったです。コーチからメッセージをもらって知ったのですが、通知を確認した瞬間まさかと思ってスマホの画面を消してしばらく一点を見つめていました。
去年よりいい絵が描けた手応えはありましたが、予選通過ってとても狭き門なので本当に嬉しかったです。家族にもすぐ連絡しました。
最終的に賞を取ることはできませんでしたが、誰かが私の絵を良いと思ってくれたから最終審査に進めたのであって、私の絵を良いと思ってくれた誰かがいるということがすごく嬉しいです。

⑤イラストが好きな人に向けてメッセージを。
絵を描くことって本当に難しいことだと思っています。絵を一枚完成させるだけですごく大変なことです。
私もすごく筆が遅くて、絵一枚完成させるのにすごい時間がかかってしまって途中でもういいや! となってしまうことがほとんどなのです。ですがおおぞら杯となると年に一度の大きなイベントですので、さすがに完成させよう、せっかく完成させるなら良い絵にしようという気持ちになりました。
絵を描いているけどなかなか完成させられないという方こそ、おおぞら杯のような機会は絵を完成させるきっかけになると思います。結果がどうであれ、絵を完成させたという結果が残るので自信に繋がるはずです。
ぜひおおぞら杯、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

いかがでしたか? 熱い思いを感じていただけたでしょうか。
おおぞら高校では、自分の「好き!」を発見したり、形にしたり、今回のおおぞら杯のように挑戦したりする機会がたくさんあります。時には、自分でも知らなかった自分の姿に気がつくことも......
私も「自分」を探してみたい! という方も、「自分」はどうやって探すの? という方も、是非キャンパスへお問い合わせください。お待ちしております。