栃木県宇都宮キャンパスキャンパスブログ ブログ 2025.04.14 Welcome back! 通信制高校の未来を論じた卒業生が凱旋!
https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=1212/reserve/?kubun=3&event=002&campus=12
昨年、「通信制高校の実態についてレポートを書きたい」と取材の依頼をしてきた卒業生がいます。その時、結果が出たら教えてほしいと約束していたのですが、年度末、宇都宮キャンパスに嬉しい知らせが舞い込んできました。
「宇都宮キャンパスについて書いた私のレポートが、学内のコンテストで奨励賞に選ばれました」
1年生全員が5千文字程度のレポートを書き、学校の審査を受けるというこのコンテスト。220人ほどの中から、優秀作品として選ばれるのはたった9人であるとのこと。
その9人のひとつに残ったレポートを携え報告にやってきた彼女に、執筆当時の思いや今の心境を訊ねてみました。
Q.今一番楽しい、或いは大学に入ってよかったなと思うことは?
A. そうだな。賞をもらえた今この時がまさにそうです!
Q. 通信制高校の実態と未来を主題に選んだ理由は?
A. 自分にしか書けないものを書きたくて、そう考えた時浮かんだのが通信制高校でした。総合型選抜もこの主題でプレゼンテーションに臨んだから、もっと深めようと思って。
(見事合格を掴んだその時にも彼女にインタビューをしていました。ここからご覧ください!)
Q. 何から動き始めた?
A. 自分の伝えたいことを1本に絞ること。沢山の人に通信制高校を知ってほしい、という思いで書いていました。
通信制高校に世の中の偏見があるような気がしていて、それを変えたいという考えがありました。
Q. どれくらいかかって、仕上がった時にはどんな思いだった?
A. 9月から取り組み始め、1月に仕上げました。なので、4カ月ほどですね。
以前宇都宮キャンパスへ取材に伺ったのは11月でしたが、実は12月の時点で教授に褒めてもらえていました。その際に「賞をとれるのではないか」という言葉もあり、手応えを感じていました。なので、3月の結果発表は楽しみだったんですよ。
Q. どんな人にこのレポートを読んでほしい?
A. 学校に行きたいけどどうしよう、と悩んでいる人や学校に対して心が折れそうな人です。通信制高校というものがあるよ、ということを知ってほしいです。
Q. 未だ実態や選択肢の存在を知らない人に見てほしいということですね?
A. はい。変われるきっかけがあるよと伝えたいです。
高校って、一度入ると転校大変っていうイメージが強いと思います。でも、合わないのに無理してその高校に通い続けるより通信制高校を選んで大学受験や将来の夢に向かった方が未来への道が開ける人がきっといると思うんです。自分がそうでしたから......。悩みや困りごとの出口は何処にあるのだろう、と暗闇で先が見えない人の助けになりたい。だからこそまずは、通信制高校のことを知ってほしいです!
おおぞらで見つけた「好き」や「もっと知りたい」を卒業後も突き詰め、今回見事に結果を残した彼女。レポートの、結びの一文をご紹介します。
「同じような悩みを抱えている誰かにとって一筋の希望となり、新たな道を切り開くきっかけになれば、これ以上の喜びはない」
今の環境に悩みや迷いを抱えている方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。
暗闇を照らし、出口へ進む希望と力を実際にキャンパスで感じていただければ幸いです。