三重県三重四日市キャンパスキャンパスブログ ブログ 2023.02.28 【子ども・福祉コース】思いやり、人とのつながりが育む福祉実習

みなさん、こんにちは。
おおぞら高校 三重四日市キャンパスです。
今回は2/10（金）にオンラインで行われました福祉実習をご紹介します。

子ども・福祉コースで実施される福祉講座の一環で、介護施設とオンラインで繋ぎ、生徒が考えたレクリエーションを利用者さんに体験していただく実践型の授業になります。
12月ごろから準備を進め、生徒が考えたレクリエーションは「後出しじゃんけん」です！ これは「生徒が出した手に利用者の方々は後から出して負ける」というルールで行われます。リズムよくじゃんけんを行っていく中でワザと負けるのは言葉以上に難しく、キャンパスに集合し、自主練ではコーチを相手に戦い、間違えて勝ってしまうことも多かったほどです。
そして今回の実習で一番のポイントは、生徒が考えた独自の追加ルールです。高校生に流行っている逆さピースのポーズを取り入れることで世代を越えた文化での交流も生まれ脳と体を使ったレクリエーションは盛り上がりました。

介護施設の方からは「言葉の一つひとつに配慮がされていて嬉しかった」「楽しんでいたが、想定していたよりもテンポが早かったこともあり、利用者の方々が付いていくので精一杯だった」と振り返りの言葉をいただきました。
発表をした生徒からは「高齢者の方々に伝わるようにはっきり大きく伝えることを意識して発表できた」や「人前で発表することに緊張はしたけど、次はもっと相手のことを考えて話したい」と準備をしていた時よりも前向きに次を見据えていました。

今回の福祉実習では、福祉の意味や介護施設でのレクリエーションの目的といった専門的な知識だけではなく、生徒自身が実習で感じた「相手を意識した関わり」を学んだ一日となりました。
子ども・福祉コースでは、授業だけではなく「保育実習」や「福祉実習」など実際に「今」を働いている現場で体験することができます。ぜひ皆さんも一緒に夢に向かって学んでみませんか？

＜おおぞら生のなりたい大人＞
全国の生徒による「なりたい大人作文コンクール」の作品を生徒自身で朗読しています。是非ご覧ください！
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