三重県三重四日市キャンパスキャンパスブログ ブログ 2023.11.15 みらいの架け橋レッスン® 紹介 ~小説を通して新たなアウトプットの機会を創出~
https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=3232/reserve/?kubun=3&event=002&campus=32こんにちは。三重四日市キャンパスです。
今日はみらいの架け橋レッスン®の「創作小説」についてご紹介します。
このレッスンは生徒からの提案で生まれた授業であり、専門の講師はいませんが自主的に創作する意欲のある生徒が集まって、クオリティの高い授業となっています。
今月は「創作小説」の第2回ということで、来年度の4月から小説家を目指して進学する3年次生も参加してのハイクオリティな創作となりました。
創作小説とは、どんなことをするのかというと、参加生徒全員でテーマや登場人物を決め、60分間で1本のストーリーを完成させるというものです。書き終わった作品は、全員の前で発表してもらい、お互いに世界に入り込むということをしています。
今回は「設定:雑貨屋」「登場人物:きょうだい」「アイテム:ろうそく・魔法の杖・りんご・スマホ」「セリフ:大人になりたくない・あ、あれ見て」の全てを必ず入れた作品を作りました。このお題についても全て生徒が決めています。一人が二つずつ出し合っていき、自分一人で創作するのではなく、同じテーマで作品を書くため楽しみながら創作することができます。同じお題でもジャンルや展開は各々の個性を最大限に活用しながら進めるので唯一無二の作品が出来上がります。
生徒もコーチも一緒になって、60分という限られた時間の中で様々なストーリーを構築していくのですが、初めて小説を書く生徒も参加していました。初めての小説を書くことに苦労していましたが、お題の全てを入れて書き進めていきました。終盤には、あと10分・あと5分と迫る中で焦りながらも結末に向けて構成する姿は創作小説で成長を実感できるポイントでもあります。短時間で書き上げた作品は、初めての生徒で1600字を超え、小説家を目指して進学する生徒は2200字を超える大作となりました。コーチも負けじと1400字を超えるものを作りました。
そして、完成した作品を緊張しながら全生徒の前で発表しました。渾身の力作を自分で語りながら読み上げることで感情表現もでき、世界観をそのまま出すことで新たなアウトプットの形となりました。話すことが苦手な生徒も自分の作品をしっかりと伝えることができ、満足そうな様子でした。全ての生徒の発表が終わってからも感想を伝えあったり、自分の作品の改良点を見つめ直したりする姿があり、短時間での成長がとても感じられました。
生徒の作品は、キャンパスで閲覧できるようにまとめる予定です。力作揃いですので、是非キャンパスでご覧ください。
生徒のアウトプットができる機会は、おおぞら高校の様々なところに溢れています。楽しみながら成長を実感できるおおぞら高校で一緒に学んでみませんか?