神奈川県横浜キャンパスキャンパスブログ ブログ 2020.03.18 旅立ちに向けて、卒業生のメッセージ　「僕と一緒にいてくれてありがとう。」

皆さん、こんにちは。上野です。春になり桜が咲き始めたのに、冬のような寒さが続きます。
今日からまた暖かい日が続くとか。桜の満開ももうすぐ、春はそこまで来ています。
生徒の皆さんはお元気でしょうか。休校になってもう2週間以上が過ぎました。
電話で聞く生徒さんの声は元気そうで、少し寂しそうです。長い長い春休み、何か新しい自分に出会えそうですか？

先日、横浜キャンパスでは卒業証書授与式を行いました。
皆さんスーツや制服で、しっかり前を向いて証書を受け取っていきました。
私たちは見送るしかできなかったけれど、高校最後の思い出を作ってもらえていたら嬉しいです。

卒業式に向けて、答辞を作ってくれていた生徒のメッセージです。実際に読んでくれていた時、胸が熱くなりました。
卒業式ができなくなって、最後まで授業を受けることができなくなって、とても悔しかったそうです。
たくさんのイベントに参加してくれて、KTCでの学院生活を楽しんでくれました。
4月からは大学生になります。潤君らしく、人に優しくがんばってほしいと思います。

「答辞」
卒業生の皆さん、本日はご卒業おめでとうございます。僕は、友だちをたくさん作りたいという思いでこの学校に入学しました。
自分から話しに行くことで、いろんな人と仲良くすることができました。
もちろん3年間の中で仲良くなった人や距離を置いた人もいました。
嫌なことや自分が相手を傷つけてしまったこともありました。
そんな時に「それは違う」と言ってくれた友だちや相談に乗ってくれたコーチ方、母に本当に感謝しています。

僕は、高校生になってから、ずっと「友だちや信用できる人ってどういう人を言うのだろうか」と考えていました。
しかし、気づけば、周りにたくさんの友だち、自分を頼ってくれているコーチ方がすぐそばにいました。
自分の探し求めていたもの、自分を迎えてくれる人たちが目の前にもういました。
受験の時や困っている時、辛い時にもたくさんの人に色々と教えてもらって「こんなに相談に乗ってくれる人がいてくれる｡自分は本当に幸せものだ」と、恵まれていると心の底から感じました。
屋久島スクーリングやカナダ留学でも初めての地で初めての経験をたくさんしました｡
その中でも友だちができて、今では横浜キャンパス以外でもたくさんいます｡
本当に両親には、この屋久島おおぞら高等学校に入学させてくれてありがとう。と感謝の気持ちでいっぱいです。
今までの学生生活の中でこの3年間が一番楽しかったです。

最後にコーチ方、友だち、家族へ、僕と一緒にいてくれてありがとう。

令和2年3月13日
KTCおおぞら高等学院 横浜キャンパス　卒業生代表　姉崎 潤